日経平均は小幅続落、円高に振れ上げ幅消える
[東京 10日 ロイター] 午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅続落。米株高や為替の落ち着きを受けて8日ぶりの反発で始まったが、ドル/円為替が1ドル92円台へ再び円高に振れたことから警戒感が強まり上げ幅を縮小。マイナス圏に転じて前引けた。
複数の株式市場筋によると、7月限日経平均オプションの最終決済に関わる日経平均のSQ(特別清算指数)は9386円69銭となった。市場では「SQは予想に反して買い越しであったため朝方は強含んだが、海外勢のフローは細くSQを除く商いは薄い」(準大手証券)との声がきかれた。
前場の東証1部騰落数は値上がり794銘柄に対して値下がり771銘柄、変わらずが133銘柄だった。東証1部売買代金は7550億円。
きょう午前の東京市場は、引き続きドル/円為替に振らされる展開となった。東海東京証券エクイティ部部長の倉持宏朗氏によると、欧州勢によるバスケット売りの観測が出ているという。倉持氏は「米国市場で原油が一時1バレル=60ドルを割むなど投資家がリスクの高い資産から資金を引き上げる動きが続いている」と述べた。
カブドットコム証券投資情報局マーケットアナリストの山田勉氏は、債券先物買い、株価指数先物売りの一方向への動きが続いていると指摘する。「現物での動意がほとんど見られない状況下、日経平均が9500円水準を回復するには、円安が進むか債券が売られるのを待つしかない」とやや諦め気味だ。
業種別では、ゴム製品や保険、ガラス・土石、自動車が高い。海運、空運、不動産、非鉄金属は下落した。
個別銘柄では、トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)が上昇。ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)は売られた。キヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)は前日比変わらず。
シャープ(6753.T: 株価, ニュース, レポート)が8日ぶりに反発。世界中からの液晶パネルの需要が強いためとして亀山第2工場(三重県亀山市)のパネル生産能力を8月から10%増強すると9日に発表したことが買い手がかりとなった。 続く...
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好決算を株価が織り込むタイミングは、地合いが落ち着いてからとの見方が出ている。 記事の全文














