インタビュー:鋼材値上げは3万円近くを期待=新日鉄社長
[東京 20日 ロイター] 新日本製鉄(5401.T: 株価, ニュース, レポート)の宗岡正二社長は、ロイターとのインタビューで、原材料価格高騰を受けて進めている鋼材の値上げ交渉について、1トンあたり3万円の値上げを要請せざるを得ないとし「3万円に近いところで受け入れてもらえると期待している」と述べた。
また、下期にさらなる鋼材値上げが通れば、2009年3月期業績予想を上方修正できる可能性があるとした。
また持続的成長を図るためには、需要が伸びる海外での生産・販売を拡大して「グローバルプレーヤー」の地位を確立することが必要とし、海外での需要を収益源として取り込んでいく方針をあらためて示した。
インタビューは13日に行った。
<原材料高、広く浅く負担を>
鋼材値上げの交渉については、これまでの交渉経緯などによって、要請する時期は異なるものの「ファイナルステージとしては、1トンあたり3万円のお願いをせざるを得ない」と述べた。コストダウンの努力は当然としたうえで「新日鉄単独の売上高は2兆7000億円程度。そこに1兆円のコスト増となるのだから、相当なインパクト。コストダウンでカバーするには限界がある。過半はユーザーや消費者が広く、浅く分担していかないと、何ともならない」と述べた。
現在、鋭意交渉中としたうえで「3万円に近いところで受け入れてもらえると期待している」と交渉の見通しを語った。
コストダウンのための方策のひとつとして「これまで上質な原料で生産性を優先しながらやってきたが、劣質な原料を使いこなせる技術開発を検討チームを作って進めている」とした。 続く...
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