米株、ダウ終値は4年ぶりに1万ドル割れ

2008年 10月 7日 07:09 JST
 
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 [ニューヨーク 6日 ロイター] 米国株式市場は大幅続落して引けた。ダウ終値は4年ぶりに1万ドルを割り込んだ。クレジット危機による景気後退や企業収益の悪化の懸念が高まった。

 ダウ工業株30種は369.88ドル(3.58%)安の9955.50ドル。

 ナスダック総合指数は84.43ポイント(4.34%)安の1862.96。

 S&P総合500種は42.34ポイント(3.85%)安の

1056.89。S&Pの終値は2003年12月以来の低水準。 

 ただ世界的な協調行動がとられるのではとの観測も浮上、取引の最後1時間でこの日の下げのほぼ半分を取り戻した。S&P金融株指数は一時は8%超下落したが、4.2%安で取引を終了した。

 リセッション(景気後退)で燃料需要が一段と後退するとの見方から、原油価格は8カ月ぶりの安値となり、エネルギー株を圧迫した。

 株式市場は米国だけではなく世界的に下落しており、ロシア、ブラジル、ペルーでは取引が一時的に停止された。欧州の大手2銀行の緊急救済、複数の欧州政府による銀行預金保護を受けて、クレジット危機に歯止めをかけることはできないのではとの懸念が強まっている。

 キャピタル・シティーズ・アセット・マネジメントの投資戦略担当バイスプレジデント、ジョン・シュローゲル氏は「パニック状態だ。関心は金融安定化法からファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に移っているが、ファンダメンタルズは良くない」との見方を示した。

 金融セクターでは、ウェルズファーゴ(WFC.N: 株価, 企業情報, レポート)のワコビア(WB.N: 株価, 企業情報, レポート)買収計画めぐり、シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)はワコビアとウェルズファーゴを提訴。600億ドル以上の賠償を求めている。ウェルズファーゴは2.7%下落し、ワコビアは6.9%下落、シティは5.1%下落。

 金融株ではその他、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)が6.6%下落。バンカメは、カントリーワイド・フィナンシャルが組成したリスクの高いローンについて、米当局との和解で合意した。和解合意にかかる費用は86億ドルを超える可能性がある、という。

 エネルギー株はシェブロン(CVX.N: 株価, 企業情報, レポート)が3.2%安。石油サービス株指数は7.8%下落した。期近の米原油先物は6.07ドル(6.5%)下落し1バレル=87.81ドルで取引を終えた。

 ハイテク株も売り込まれ、オラクル(ORCL.O: 株価, 企業情報, レポート)は6.1%下落した。

 人員削減などを発表したイーベイ(EBAY.O: 株価, 企業情報, レポート)は、5.5%下落した。

 
 
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