米国の「AAA」格付けに現時点では満足=ムーディーズ

2009年 05月 22日 09:06 JST
 
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 [ニューヨーク 21日 ロイター] ムーディーズ・インベスターズ・サービスは21日、米国の「AAA」格付けについて、現時点では満足、と表明した。ただし「永久には保証しない」との認識も示した。

 ムーディーズの首席アナリスト、スティーブン・ヘス氏が述べた。

 同氏は「格付けに長期的な圧力があることは、明白だ」とも述べた。

 ムーディーズは、米国の格付け見通しを「安定的」としている。同氏は「われわれは当然、米政府の財政を引き続き注視していく。米政府の財政状況には一部、長期的な脅威があり、われわれはそれを分析する必要がある。ただ、目先に何かがあるとは考えていない」としている。 

 スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がこの日、英国の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたことを受けて、米国も格下げされるのではとの懸念が浮上。米株・債券は売り込まれた。

 米債券運用会社パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニーの最高投資責任者、ビル・グロース氏は、米国は今後3―4年のうちに「AAA」の格付けを失う可能性が高い、との見方を示した。

 ムーディーズのヘス氏は「今回の危機とリセッションを受け、米財政は試練に直面している」と述べる一方、格付けが危うくなるかどうかは、債務がリセッション後も増加し続けるかどうかによる、と述べた。

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 5月21日、ムーディーズは、米国の「AAA」格付けについて、現時点では満足と表明。写真は昨年4月、ニューヨークで(2009年 ロイター/Gary Hershorn)
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