再送:6月日銀短観:識者はこうみる
[東京 1日 ロイター] 日銀が1日発表した6月全国企業短期経済観測調査(短観)によると、大企業製造業・業況判断指数(DI)はマイナス48となり、前回の3月短観から10ポイント改善した。9月予測はマイナス30となった。市場関係者のコメントは以下の通り。
●事前予想下回る日銀短観、小幅円売り要因に
<住友信託銀行マーケット ストラテジスト 瀬良礼子氏>
日銀短観は思ったより悪かった。足元景気の弱さが見て取れる。設備投資計画は通常、短観発表ごとに上方修正されるケースが多いが、09年度大企業・全産業の設備投資計画は前年度比マイナス9.4と3月短観より下方修正されており、厳しさがうかがわれる。円にとっては小幅な円売り要因になりそうだ。日経平均.N225は小安くなりそうだが、株価を通じた為替へのインパクトは限られそうだ。
<みずほ証券 チーフマーケットエコノミスト 上野泰也氏>
日銀が発表した大企業製造業・業況判断DIはマイナス48となり、戻りの鈍さが際立っている。化学や石油、石炭製品などの素材関連のほか、自動車や電機などは改善しているとはいえ、改善の幅は大きくはない。2009年度大企業・全産業の設備投資計画に関しても、前年度比マイナス9.4%となっており、予想対比で上ブレしたとはいえ、弱い水準であることに変わりない。景気回復力の弱さを確認した。これは、株安/債券高の要因になるとみられる。
1)構造不況色の強い景気状況、2)デフレ圧力の強まり、3)超金融緩和の長期化――を背景に10年最長期国債利回りは年末にかけて1%前後を試す展開になりそうだ。
●期待ほどの改善は困難、債券は波乱なし 続く...
日本株・円・国債すべて低評価
日本株や円、国債への評価が極めて低い。株は流動性相場に出遅れ。円の上昇は日本への評価ではない。 記事の全文 | 関連記事













