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住宅市場の不均衡が金融安定脅かす、NZドル高止まり=中銀報告
2016年9月28日 / 22:56 / 1年前

住宅市場の不均衡が金融安定脅かす、NZドル高止まり=中銀報告

[ウェリントン 29日 ロイター] - ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は29日、年次報告書を公表し、ニュージーランドドル(NZドル)が高止まりしているほか、住宅市場の不均衡が金融の安定にリスクをもたらしているとの見解を示した。

中銀は報告書で「住宅市場の不均衡から生じる、金融の安定に対するリスクを引き続き警戒している」とした。

中銀は以前から国内住宅市場の過熱に懸念を示しており、全国の住宅価格は過去1年で15%上昇したと指摘。最近では鎮静化策として住宅ローン規制を強化した。

報告書は、住宅市場の不均衡が大幅に是正されると「金融システムの安定と経済全体に重大なリスク」をもたらす、とした。

中銀は、銀行の住宅市場に対するエクスポージャーは大きく、総資産の約55%を住宅ローンが占めていると指摘。

また、家計債務の可処分所得比は163%で過去最高の水準だとした。

中銀は先週、政策金利を過去最低の2.0%に据え置いたものの、追加緩和が必要になるとの認識を示した。

中銀は報告書で、6回の利下げにもかかわらず、NZドルのレートは貿易加重指数ベースで昨年6月時点を依然2.5%上回っていると指摘。また、「短期のインフレ期待がやや後退している」とした。

中銀のウィーラー総裁は「利下げの主な根拠は、インフレ期待がさらに低下するリスクを減らすことにある」との見解をあらためて示した。

*内容を追加しました。

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