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日経平均続伸、円高一服が支援 東証1部出来高は今年2番目の低水準
2016年8月22日 / 06:36 / 1年前

日経平均続伸、円高一服が支援 東証1部出来高は今年2番目の低水準

 8月22日、東京株式市場で日経平均は続伸した。1ドル100円台でドル高/円安方向に振れた為替が支援材料となった。ただ積極的に上値を追う材料は乏しく、次第にこう着感が強まった。写真は東京証券取引所で2月撮影(2016年 ロイター/Issei Kato)

[東京 22日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸した。1ドル100円台でドル高/円安方向に振れた為替が支援材料となった。ただ積極的に上値を追う材料は乏しく、次第にこう着感が強まった。東証1部出来高は約14億株と今年2番目の低水準。閑散相場のなか、大引けにかけては小幅な値動きを続けた。

円高進行に一服感が見られたことを背景に、序盤から自動車関連の一角などが買い優勢となった。日銀によるETF(上場投信)買い増額に伴う需給面での安心感も相場の下支え要因となった。

ただ日経平均の日中の高安値幅は90円。後場に限ると51円にとどまり、指数は狭いレンジでの動きを続けた。「ジャクソン・ホール会議待ちの様相となっている。下値は堅いが、当面は一方的な動きになりにくい」(水戸証券ファンドマネージャーの酒井一氏)という。

原油相場がアジア時間で弱含んだことを背景に、石油関連株はややさえない動きとなったが、内需系セクターには自律反発的な動きもみられた。また業種別指数の銀行業.IBNKS.Tは午前中に前週末比で一時1.4%安となる場面があったが、売り一巡後に切り返し、横ばいで取引を終了した。

20日付の産経新聞は、日銀の黒田東彦総裁が9月に開かれる金融政策決定会合で「総括的な検証を踏まえ、必要な場合にはちゅうちょなく追加的な緩和措置を講じる可能性は十分ある」としたうえで、マイナス金利について「技術的な意味ではさらに引き下げる余地がある」などと指摘するインタビューを掲載した。マイナス金利の深掘りによる収益面での悪影響を警戒視した売りが銀行株に出たものの、押し目買いが入り持ち直した。

個別銘柄では日本水産(1332.T)が下落率で東証1部トップ。19日、公募増資などにより約167億円を調達すると発表し、1株利益の希薄化や需給悪化などが懸念された。

半面、自社株買いを発表した岡部(5959.T)、 ウィルグループ(6089.T)がしっかり。海外メーカーからの製造装置の大口受注を発表したブイ・テクノロジー(7717.T)も大幅高となった。

東証1部騰落数は、値上がり1412銘柄に対し、値下がりが446銘柄、変わらずが115銘柄だった。

日経平均.N225

終値      16598.19 +52.37

寄り付き    16599.26

安値/高値   16540.94─16631.23

TOPIX.TOPX

終値       1303.68 +8.01

寄り付き     1300.35

安値/高値    1296.25─1304.84

東証出来高(万株) 140819

東証売買代金(億円) 16278.83

長田善行

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