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今日の株式見通し=反落、年初来安値更新も 米株安・円高警戒が重し
2017年4月5日 / 22:54 / 6ヶ月前

今日の株式見通し=反落、年初来安値更新も 米株安・円高警戒が重し

[東京 6日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、反落となる見通し。前日の米国株安や円高進行への警戒感が全体相場の重しとなるとみられている。日銀によるETF(上場投信)買いの思惑が下値を支える展開も想定されるが、重要イベントを前に買い戻しの姿勢は限られやすい。北朝鮮情勢に対する警戒感も根強く、年初来安値の更新が視野に入る。

日経平均の予想レンジは1万8650円─1万8850円。

米国市場では主要株価3指数がそろって下落。堅調な雇用関連指標を受けダウ.DJIは一時200ドル近く上昇したが、3月14─15日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、今年後半にバランスシート政策が見直される可能性が示されると下げに転じた。議事要旨では、一部メンバーが株式相場は「かなり割高」との認識を示したことが明らかになり、これも売り材料となった。

ドル/円JPY=は110円台前半と円高基調が継続。シカゴの日経平均先物6月限(円建て)清算値は1万8795円。大阪取引所の夜間終値は1万8800円を付けており、ともに前日の現物株の終値を下回る水準にある。きょうの寄り付きの東京市場で日経平均は軟調な滑り出しとなる公算が大きい。

米中首脳会談を控える中、北朝鮮は日本時間の5日早朝に弾道ミサイル1発を日本海に向けて発射。前日の日本株への反応は限定的だったが、6日朝には安倍首相とトランプ米大統領が約35分間、電話会談を行った。

市場からは「今後の状況次第では市場にリスクオフの反応が出ることが警戒される。地政学リスクへの意識が根底にある中で、重要イベントを控えており買いも入りづらい」(SMBC日興証券・投資情報部部長の太田千尋氏)との声が出ている。

軟調な地合いが見込まれる中、1月24日に付けた終値ベースでの年初来安値(1万8787円99銭)を割り込めば、次の節目として1月18日に付けたザラ場ベースの年初来安値(1万8650円33銭)が下値のめどとして意識されそうだ。

きょうは国内では3月消費動向調査(内閣府)が公表されるほか、セブン&アイ・ホールディングス(3382.T)の決算発表が予定されている。またテモナ(3985.T)がマザーズに新規上場する。公開価格は2550円。海外では7日までの日程で米中首脳会談が行われるほか、欧州中央銀行(ECB)議事要旨の公表なども控えている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      18861.27 19668.01 18650.33

+51.02 2017年3月2日 2017年1月18日

シカゴ日経平均先物6月限 18795(円建て)

*内容を追加して再送します。

長田善行

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