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今日の株式見通し=下値模索へ、急速な円高進行を嫌気
2016年2月11日 / 22:48 / 2年前

今日の株式見通し=下値模索へ、急速な円高進行を嫌気

[東京 12日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、下値を模索する展開となると想定されている。外為市場でドル/円JPY=EBSが一時110円台を付けるなど、急速に円高が進行している。海外市場でのリスク回避ムードを引き継ぎ、日本株に対しても幅広く売りが優勢となる見通し。

為替の動き次第で荒い相場になるとも見込まれている。

日経平均の予想レンジは1万4900円─1万5600円。

イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長による議会証言での発言がハト派的との受け止めから、外為市場では円への逃避買いが膨らんだ。また世界経済への懸念が広がるなか、欧米市場では銀行株が下落。米原油先物も12年ぶりの安値を付けた。日本国内が祝日で休場となっていた間、米国株式市場でダウ.DJIは2日間で354ドル安と調整を余儀なくされている。

ドル/円は足元では112円台まで戻しているが、急速な円高進行により投資家心理の悪化は避けられない。シカゴの日経平均先物3月限(円建て)清算値は1万5195円を付けている。序盤の東京市場はこの水準を意識し、大幅に水準を切り下げてのスタートとなるとみられている。

日中はドル/円の動きをにらんだ神経質な展開となりそうだ。為替については「さすがに企業業績への影響が無視できない水準。来期の輸出企業が減益となれば賃上げも難しい」(SMBC日興証券投資情報部部長の太田千尋氏)と、国内景気への悪影響も懸念されている。

ドル/円がさらに弱含めば、日経平均が節目の1万5000円を割れる可能性も高まっていく。一方、日経平均は直近2営業日では終値ベースで1290円の急落となっている。「復元力は相当蓄積されている」(同)との見方から、為替がドル高/円安方向に大きく振れれば、戻りを試す動きも想定される。

きょうは国内ではオプションSQ(特別清算指数)算出日。1月投信概況も発表されるほか、日本郵政(6178.T)、ユニ・チャーム(8113.T)などが決算を発表する予定。海外ではユーロ圏GDP(域内総生産)速報値や、 米2月ミシガン大消費者信頼感指数速報値などの公表を控えている。

*内容を追加しました。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225      15713.39 20952.71 15429.99

-372.05 2015年6月24日 2016年2月10日

シカゴ日経平均先物3月限 15195(円建て)

長田善行

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