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底堅い、米国株市場の「適温相場」が支え=今週の東京株式市場
2016年10月10日 / 23:01 / 1年前

底堅い、米国株市場の「適温相場」が支え=今週の東京株式市場

 10月11日、今週の東京株式市場は、底堅い展開となりそうだ。9月米雇用統計が予想を下回る内容となりドル高/円安が一服。上値には慎重姿勢も広がりそうだが、米国の年内利上げ観測は根強く、米株市場の「適温相場」が日本株にも支えになるとみられる。都内で2月撮影(2016年 ロイター/Thomas Peter)

[東京 11日 ロイター] - 今週の東京株式市場は、底堅い展開となりそうだ。7日発表の9月米雇用統計が市場予想を下回る内容だったことでドル高/円安が一服。上値には慎重姿勢も広がりそうだが、米国の年内利上げ観測は根強く、米国株市場の「適温相場」が日本株にも支えになるとみられる。

9月中間期決算発表を控え為替動向には敏感に反応しそうだ。

日経平均の予想レンジは1万6400円─1万7400円。

9月の米雇用者数は15万6000人増で予想の17万5000人を下回ったが、労働参加率が上昇し、時間当たり賃金は0.2%増となった。米連邦準備理事会(FRB)による12月利上げ観測は継続し、ドルは下げ渋る展開となっている。直近の9月米ISM製造業景気指数、同ISM非製造業景気指数などの良好な結果と総合的にみれば、米国景気の緩やかな拡大基調には変わりない。

連休明けの東京株式市場は、ドル安/円か高の動きが限定的だったことで、落ち着いたスタートとなりそうだ。世界景気の持ち直し期待が高まる中で、物色動向は引き続き景気敏感セクターが有望視される。「機関投資家は内需、ディフェンシブに偏ったポジションを外需、景気敏感に移行させている過程」(国内証券)という。新興国市場が落ち着いていることもあり、極端なリスクオフは想定しにくい。

もっとも、16年9月中間期の国内企業決算には依然下振れ懸念が残る。欧州の信用リスクはいつ再燃してもおかしくない。直近では金利上昇を見越して海外短期筋が日本の不動産株を売り込んでいるとの見方もある。14日にはオプションのSQ(特別清算指数)算出を控えている。波乱の芽は多いと見た方が良さそうだ。

主なスケジュールでは、11日に9月景気ウオッチャー調査、12日に8月機械受注が発表される。海外では13日に9月中国貿易収支が発表される。米国では11日のアルコア(AA.N)から決算発表シーズンが始まる。

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