Reuters logo
もち合い、イベントの空白期間で方向感出にくい=今週の東京株式市場
2017年2月19日 / 22:29 / 7ヶ月前

もち合い、イベントの空白期間で方向感出にくい=今週の東京株式市場

 2月20日、今週の東京株式市場は、もち合い相場となりそうだ。決算発表が一巡し企業側からの情報発信が減少する一方、トランプ米大統領の施政方針演説や米予算教書などの重要イベントは翌週以降になる。都内で先月撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 20日 ロイター] - 今週の東京株式市場は、もち合い相場となりそうだ。決算発表が一巡し企業側からの情報発信が減少する一方、トランプ米大統領の施政方針演説や米予算教書などの重要イベントは翌週以降になる。

イベントの空白期間で売買高が膨らみにくい中、新たな「トランプ砲」など想定外の動きが出れば、短期筋主導で上下に振れる展開が想定される。

日経平均の予想レンジは1万8900円─1万9500円。

トランプ米大統領は28日に米上下両院合同本会議で経済の基本政策を示す。同大統領による初の施政方針演説となることから、市場の注目度は高い。時期は未定だがその後に予算教書も明らかになる見込み。3月に入ると米重要経済指標の発表も相次ぐが、今週は特段の材料がない。市場では「国内の決算発表が終了し、イベントの空白期間になる。もち合い相場を脱する材料に欠ける」(大手証券)との見方が大勢だ。

足元の米経済指標は好調だが、米連邦準備理事会(FRB)による3月利上げを確信するには至らず、円相場は強含みで推移している。市場では「年初から海外投資家の買いがしぼんだのは円安が進まないという判断があるためだ。米経済政策が明らかになり、為替が円安方向に転じるまで株価の上値は重そう」(みずほ総研主席エコノミストの武内浩二氏)との声が出ている。日経平均は1万9500円の抵抗線を抜けられず、投資家の間では失望感も広がりつつある。外部環境次第では一段の調整もあり得る。

景気は世界的に持ち直しの方向にある。国内の企業業績も16年10―12月期から増益に転じている。来期は2桁増益という強気予想も出始める状況下では、日経平均の下値も限定的とみられている。20日に1月貿易収支が発表される。輸出の強さが確認されれば、1―3月期企業業績への期待も高まり日本株の支えになりそうだ。

日経平均は引き続き為替動向に敏感な反応を見せている。今週は波乱要因となるイベントはないが、トランプ米大統領の発言などを材料に為替が動くと日本株も先物主導で振れやすい。米金融政策を読むうえでは22日発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月31日―2月1日開催分)も注目材料になる。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below