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北朝鮮で16年ぶり大規模干ばつ、食料輸入が必要=FAO
2017年7月21日 / 05:25 / 3ヶ月前

北朝鮮で16年ぶり大規模干ばつ、食料輸入が必要=FAO

[ロンドン 20日 トムソン・ロイター財団] - 国連食糧農業機関(FAO)は20日、北朝鮮では2001年以来の大規模な干ばつにより食糧不足が深刻化しており、食料の輸入が必要だとの報告書をまとめた。

 7月20日、国連食糧農業機関(FAO)は、北朝鮮では2001年以来の大規模な干ばつにより食糧不足が深刻化しており、食料の輸入が必要だとの報告書をまとめた。写真は北朝鮮南西部の黄海南道で2011年9月撮影(2017年 ロイター/Damir Sagolj)

FAOによると、北朝鮮の主な食料生産地域における降雨量は4―6月、長期平均を大幅に下回っており、コメやトウモロコシ、ジャガイモや大豆などの主要農産物の生育に悪影響を与えている。これにより、今年の表作は損害を受けているという。

さらに報告書では、最も影響を受けやすい子供や老人に適切な食事を供給するためには、今後3カ月間、商業的もしくは援助的な方法で食料輸入を増やすことが不可欠だと述べた。

FAOで中国・北朝鮮を担当するビンセント・マーティン氏は声明で、干ばつ被害は南浦特別市、平安北道、平安南道、黄海道で特に深刻になる見込みで、これら地域での表作による生産量は全体のほぼ3分の2を占めると指摘。「影響を受けた農家を支援し、日常食品の摂取減少などへ望ましくない対策が取られることを防ぐためには、一刻も早い介入が必要だ」と主張した。さらに「農家がかんがい設備や機械など適時、適切な農業支援を受けることが非常に重要だ」と述べた。

FAOの試算では、早期栽培による収穫は前年比3割超減った。2017/18年度はさらに悪化する見込み。

北朝鮮は1990年代に深刻な飢饉に見舞われ、国民2500万人に供給する食料を国際支援に頼った。ただ、食品流通を監視する必要性が敬遠されたほか、経済制裁の実施もあり、支援は近年急速に細っている。

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