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北朝鮮が日本海に弾道ミサイル、米中首脳会談控え
2017年4月4日 / 23:27 / 6ヶ月前

北朝鮮が日本海に弾道ミサイル、米中首脳会談控え

 4月5日、北朝鮮は5日朝、同国東岸から中距離弾とみられる弾道ミサイル1発を日本海に向けて発射した。米中首脳会談を直前に控えた挑発行為に対し、ティラーソン米国務長官は「北朝鮮については話し尽くした」と短くコメントを発表した。写真は北朝鮮の国旗。北京で2012年12月撮影(2017年 ロイター/Jason Lee)

[東京/ソウル 5日 ロイター] - 北朝鮮は5日朝、同国東岸から中距離弾とみられる弾道ミサイル1発を日本海に向けて発射した。米中首脳会談を直前に控えた挑発行為に対し、ティラーソン米国務長官は「北朝鮮については話し尽くした」と短くコメントを発表した。首脳会談では、北朝鮮問題が主要議題となる。

日韓両政府によると、北朝鮮は午前6時42分ごろ、東岸の新浦付近からミサイルを発射した。韓国軍によると、ミサイルはほぼ垂直に打ち上げられ、北朝鮮の東岸沖約60キロの日本海上に落下。高度は189キロに達した。米軍は中距離ミサイルと推定している。

6日からの米中首脳会談を控え、米国を含む周辺国は北朝鮮の挑発行為を警戒していた。ティラーソン国務長官は「北朝鮮については話し尽くした。これ以上コメントはない」との声明を発表した。米トランプ大統領は中国の習近平国家主席に対し、北朝鮮に影響力を行使するよう迫るとみられている。

韓国軍関係者はロイターに対し、「ミサイルの能力を試したのと同時に、米中首脳会談を考慮しての行為だろう」と語った。

北朝鮮による弾道ミサイル発射は、今年に入って4回目。昨年は20発以上を発射した。安倍晋三首相は「安全保障に対する重大な挑発行為であり、国連安全保障理事会決議に明確に違反し、断じて容認できない」と発言。米韓などと緊密に連携し、いかなる状況にも対応できる態勢を続ける考えを示した。

米軍は初期段階の分析として、今回のミサイルを中距離弾「KNー15」と推定。9分間飛行したとしている。日本の防衛省関係者は「きわめて(飛行)距離が短い」とし、ミサイルの種類の特定や発射意図、成否の分析を急いでいる。中距離弾「ムスダン」を発射したときのような、1000キロを超える「特異な高度ではなかった」(稲田朋美防衛相)という。

新浦には北朝鮮の潜水艦の拠点があり、昨年8月には潜水艦発射型ミサイル(SLBM)を発射した。米軍は今回のミサイルは地上施設から撃ったと分析している。

*本文中の誤字を修正しました

久保信博、山口貴也、梅川崇、ジュンミン・パク 編集:田中志保

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