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ノルウェー政府系ファンド、「殺人ロボット」製造企業に警告
2016年3月14日 / 09:51 / 2年前

ノルウェー政府系ファンド、「殺人ロボット」製造企業に警告

[オスロ 11日 ロイター] - 世界最大の政府系ファンド、ノルウェー政府年金基金(運用資産8300億ドル)の倫理委員会は、次世代の武器とされる自律型「殺人ロボット」の開発をけん制する異例の警告を発した。

同ファンドは世界の上場企業の株式の1.3%を保有するといわれるが、法律によって倫理上の観点から投資を制限することを義務づけられている。

例えば、対人地雷や核兵器を製造する企業への投資はできない。倫理委員会のヨハン・アンドレセン委員長は、まだ実用化はされていないものの、自律型兵器の開発を手掛ける企業に今後は目を光らせていくと述べた。

自律型兵器は人間の介在がなくてもターゲットを選び、攻撃することができる。開発は初期段階だが、ロボット工学や人工知能(AI)の研究者の一部は、数年のうちに利用できる可能性があると示唆している。

アンドレセン委員長はロイターに「これは注意喚起の公正な警告だ」と述べた。ただし、調査中の企業はまだないとした。

独立機関である倫理委員会は、同ファンドの倫理ガイドラインに違反している可能性がある企業に勧告を出し、実際にその疑いがあれば、調査に乗り出すことになっている。

昨年7月にはAIやロボット工学の研究者らが自律型兵器の禁止を呼びかける書簡を公表し、英国の物理学者スティーブン・ホーキング博士、米電気自動車(EV)メーカー、テスラ・モーターズ(TSLA.O)のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)、米アップルの共同創業者、スティーブ・ウォズニアック氏なども署名に名を連ねた。

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