Reuters logo
ドル109円台に下落、重要イベント控え警戒感強まる=NY市場
2017年6月6日 / 21:31 / 4ヶ月前

ドル109円台に下落、重要イベント控え警戒感強まる=NY市場

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 6日のニューヨーク外為市場では、ドルが円に対して過去6週間強で最低の水準に下落した。8日に予定される一連の重要イベントを控えて警戒感が強まる中、米国債利回りが低下したことを受け、ドルを売る動きが強まった。

 6月6日、ニューヨーク外為市場では、ドルが円に対して過去6週間強で最低の水準に下落した。写真は円とドルの紙幣、2010年9月撮影(2017年 ロイター/Yuriko Nakao)

ドル/円JPY=は一時、4月21日以来の安値となる109.23円に下落し、テクニカル分析の重要な水準とされる200日移動平均を割り込んだ。終盤は109.43円で推移している。

ユーロ/ドルEUR=は終盤、0.2%高の1.1275ドル。主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.24%安の96.567となった。

投資家の間では、8日に行われる英総選挙と欧州中央銀行(ECB)理事会、米連邦捜査局(FBI)のコミー前長官の議会証言を巡る懸念から、リスクの低い債券などの安全資産を買う動きが広がった。

OANDA(トロント)のシニア通貨アナリスト、アルフォンソ・エスパルサ氏は「8日のイベントを前に不安が強まっているのだと思う」と述べた。

またジェフリーズ(ニューヨーク)のマネジングディレクター、ブラッド・ベッチェル氏は「ドル/円を動かしているのはテクニカル分析の節目水準を割り込んだことに加え、安全資産への逃避(の需要)だ」と語った。

5月にトランプ米大統領に解任されたコミー前長官は8日、昨年の米大統領選におけるトランプ陣営とロシアとの関与を巡る捜査をやめるよう圧力があったかどうかについて、上院情報特別委員会で証言する。

こうした状況に伴う懸念から市場では、トランプ政権が経済成長を促進する公約を実行する能力に対する疑念が強まり、ドルの重しとなっている。

エスパルサ氏は、8日の議会証言を控えてドル/円が106円まで下げる可能性があると話した。

一方でユーロはここ数週間、フランスの政治情勢を巡る懸念が弱まったことや、ユーロ圏の堅調な経済指標に下支えされている。

またポンド相場は、英総選挙を2日後に控えて方向感の定まらない展開となっている。ポンド/ドルは一時、1.2873ドルまで下落し、終盤は0.05%安。世論調査では与党保守党の野党労働党に対するリードは過去3週間で縮小している。

ドル/円 NY終値 109.40/109.41

始値 109.45

高値 109.63

安値 109.23

ユーロ/ドル NY終値 1.1275/1.1280

始値 1.1248

高値 1.1283

安値 1.1241

表はロイターデータに基づいています

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below