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ユーロが対ドル下落、ECB理事会控え不安定な値動き=NY市場
2017年6月7日 / 21:50 / 4ヶ月前

ユーロが対ドル下落、ECB理事会控え不安定な値動き=NY市場

 6月7日、終盤のニューヨーク外為市場では、ユーロがドルに対し下落した。写真はユーロとドルの紙幣、2015年3月撮影(2017年 ロイター/Dado Ruvic)

[ニューヨーク 7日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ユーロがドルに対し下落した。欧州中央銀行(ECB)理事会や英総選挙を控えて値動きは不安定だった。

ユーロ/ドルEUR=は0.14%安の1.1259ドル。ECBがインフレ目標水準を引き下げる方向だと伝わると、1.1205ドルまで下げる場面もあった。

ブルームバーグは、匿名の複数のユーロ圏当局者の話として、ECBが今後3年のインフレ目標を引き下げる方向で調整していると報じた。実際に物価見通しが下方修正されれば、ECBの金融政策は債券市場や外為市場の関係者が見込むよりも緩和的だとのメッセージを発信することになりそうだ。

スコシアバンクのチーフFXストラテジスト、ショーン・オズボーン氏は「(インフレ目標の引き下げは)ECB理事会のタカ派メンバーにとって、現在の超緩和的な政策からの早期脱却を強硬に進めるのが極めて難しいことを示唆する」と指摘した。

ユーロはその後、対ドルでの下落幅を縮小。ロイターが関係者の話として、ECBはインフレ目標を引き下げる一方でユーロ圏の経済成長率の見通しをやや上方修正する可能性が高いと報じたことが材料視された。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.06%高の96.698。

USバンクのプライベート・クライアントグループ最高投資責任者(CIO)、ビル・ノーセイ氏は「為替市場は8日の英総選挙とECB理事会、それに来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を注視している」と説明した。

市場は、米連邦捜査局(FBI)のコミー前長官が8日に議会上院で証言するのを控え、慎重になっている側面もある。

ノーセイ氏は「(前FBI長官の証言は)当初危惧されていたほどの影響はないと受け止められたようだが、なんだかんだ言っても証言が行われるのはこれからだ。資本市場は、実際の出来事に即して反応するだろう」と述べた。

ドル/円 NY終値 109.79/109.84

始値 109.44

高値 109.88

安値 109.23

ユーロ/ドル NY終値 1.1255/1.1259

始値 1.1210

高値 1.1282

安値 1.1205

表はロイターデータに基づいています

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