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強い米指標でドル高、ユーロ/ドルは一時1.06ドル割れ
2015年11月25日 / 22:08 / 2年前

強い米指標でドル高、ユーロ/ドルは一時1.06ドル割れ

 11月25日、ニューヨーク外為市場では、ドルが上昇した。3月撮影(2015年 ロイター/Sergio Perez)

[ニューヨーク 25日 ロイター] - 25日のニューヨーク外為市場では、ドルが上昇した。朝方発表された米耐久財新規受注額などが好調で、12月の米利上げ観測が高まりドルが買われた。一方ユーロは、欧州中央銀行(ECB)が2段階の中銀預金金利や資産買入れの対象を拡大することを検討する見込みとの報道で一時1.05ドル台に下落した。

10月の米耐久財新規受注統計は、全体の耐久財受注が前月比3.0%増となり、市場予想の1.5%増を大きく上回るとともに、民間設備投資の先行指標も大きく伸びた。

指標発表後、ドル/円JPY=は上昇、ユーロ/ドルEUR=は下落した。

ドル/円については、前日トルコ軍によるロシア軍機撃墜の報道で避難通貨として買われていた円に売りが入ったことも重なり、終盤のドル/円は122.73円での取引となっている。

またユーロ/ドルは、ECBが12月3日の会合で市中銀行がECBに預ける資金の額に応じて異なる金利を課す(2段階の中銀預金金利の導入)ことや、資産買い入れの対象を拡大することを検討する見込みとの欧州時間の報道もあって、一時約7か月ぶり安値となる1.05785ドルをつけた。

その後取引が薄くなる中、終盤には0.2%安の1.0617ドルまで持ち直した。

マッコーリー(ニューヨーク)のグローバル金利・通貨ストラテジスト、ティエリ・ウィズマン氏は「きょうまでユーロの売り持ちポジションが持ち越されてきたが、少しばかり調整が出たのかもしれない。ECBが来週追加緩和に踏み切るだろうと市場の誰もが考えている状況で、ユーロの売り持ちポジションの期間が少々長すぎたとも考えられる」と語った。

ロンドンを拠点とするヘッジファンド、SLJマクロ・パートナーズのスティーブン・ジェン氏は、ECBは預金金利を少なくとも30ベーシスポイント(bp)切り下げて、マイナス0.5%とすると予想する。

ロイターの調査では、ECBは預金金利を現行のマイナス0.20%からマイナス0.30%に下げるとの見方がコンセンサスとなっているが、前出のジェン氏は「ドラギECB総裁は、インフレを加速させたいと思っている。だが10bpの切り下げでは、多分達成できないだろう」と見る。

ドル/円      終値    122.70/73

前営業日終値   122.47/52

ユーロ/ドル    終値       1.0625/30

前営業日終値   1.0642/47

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