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ドル続落、米政権の税制改革進展期待が後退=NY市場
2017年2月23日 / 22:13 / 7ヶ月前

ドル続落、米政権の税制改革進展期待が後退=NY市場

 2月23日、終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが続落。米トランプ政権の税制改革進展期待が後退したことや、米FOMC議事要旨が予想よりハト派的だった影響が尾を引き、ドル売りが優勢となった。カイロで昨年12月撮影(2017年 ロイター/Mohamed Abd El)

[ニューヨーク 23日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが続落。米トランプ政権の税制改革進展期待が後退したことや、前日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が予想よりハト派的だった影響が尾を引き、ドル売りが優勢となった。

ドル/円JPY=は一時0.6%安の112.55円に下落し、ユーロ/ドルEUR=は0.4%高の1.0595ドルまで買われる場面があった。

ムニューシン米財務長官は、フォックス・ビジネス・ネットワークに対して、これから打ち出す政策が今年の米経済に及ぼす影響は限定的になる公算が大きいと表明。またCNBCのインタビューでは、税制改革を8月の議会休会前までに通過させたいとの意向を示した。

こうした発言は過去1カ月に他の政権幹部が発したメッセージと大差なかったものの、一部投資家には、トランプ大統領自身が最近約束した方針からは後戻りしたと受け止められたもようだ。

ファーストラインFXのジェーソン・ラインワンド創業者兼最高経営責任者(CEO)は「大半の市場参加者は税制改革がかなり迅速に実施されると期待していた。市場は今、想定していたほど早く実現しないと認識し始めている」と指摘した。

さらに前日のFOMC議事要旨でメンバーの間に利上げへの切迫感がそれほど大きくないことが判明し、ドルを圧迫し続けている。

TJMブローカレッジの外国為替共同責任者リチャード・スカローン氏は「もう少しタカ派色が強くなると見込まれていた」と述べた。

一方で欧州の政治リスク、特にフランス大統領選の動向への関心も依然として高い。スカローン氏によると、反欧州連合(EU)を掲げる極右政党、国民戦線のルペン党首の選挙戦における強さが懸念され、ユーロはドル以外の主要通貨に対しては下落したという。

ドル/円 NY終値 112.57/112.62

始値 113.09

高値 113.27

安値 112.55

ユーロ/ドル NY終値 1.0579/1.0584

始値 1.0551

高値 1.0595

安値 1.0548

*表を更新しました。

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