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ドル上昇、米利上げ観測と欧州の政治リスクで=NY市場
2017年3月14日 / 21:43 / 7ヶ月後

ドル上昇、米利上げ観測と欧州の政治リスクで=NY市場

 3月14日終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して上昇した。写真はドル紙幣、ワシントンで2014年11月撮影(2017年 ロイター/Gary Cameron)

[ニューヨーク 14日 ロイター] - 14日終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して上昇した。米連邦準備理事会(FRB)が今週利上げに踏み切るとの観測が根強いなか、15日のオランダ下院選を控えて欧州の政治リスクが意識され、ドルが買われた。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.4%高の101.71。欧州中央銀行(ECB)が金融緩和を縮小するとの観測を背景にユーロ/ドルEUR=は前日に1.07ドルを突破して約5週間ぶりの高値に上昇したが、この日は0.4%安の1.0609ドルとなった。

FRBは14─15日の連邦公開市場委員会(FOMC)を開始。先物市場は今回のFOMCで利上げが実施される確率を95%と織り込んでいる。

コモンウェルス・フォーリン・エクスチェンジ(ワシントン)のチーフ・マーケット・ストラテジスト、オマー・エシナー氏は「向こう何カ月かにわたって金融政策をさらに正常化させる方針が示されれば、ドル高基調が維持される公算が大きい」と指摘。「6月と9月の追加利上げにより、2017年最後のFOMCとなる12月会合で今年4回目の利上げが実施される余地が開かれる」と述べた。

市場は現在、FRB当局者が予想する政策金利の分布を示す「ドットチャート」に焦点を絞り込んでいる。

フォレックス・ドット・コム(ニュージャージー州ベッドミンスター)の調査部門を率いるジェームズ・チェン氏は、FRBが見込む今年の利上げ回数が従来の3回から4回に引き上げられれば、ドルを押し上げる材料になると話した。

2月の卸売物価指数(PPI)上昇率が市場予想を上回り、前年同月比では約5年ぶりの高い伸びとなったことも、利上げ観測を一段と強め、ドルを下支えした。

オランダ下院選では、移民排斥や反欧州連合(EU)を主張するウィルダース党首の極右、自由党(PVV)が議席数を増やすと見込まれている。

一方、ポンド/ドルGBP=D3は0.5%安の1.2158ドル。スコットランド独立の是非を問う2度目の住民投票が実施される可能性や、EU離脱手続き開始に向けてリスボン条約第50条を発動する権限をメイ首相に与える法案を英議会が最終承認したことをめぐる懸念を背景に、ポンドが売られた。

ドル/円 NY終値 114.73/114.76

始値 115.05

高値 115.08

安値 114.52

ユーロ/ドル NY終値 1.0602/1.0606

始値 1.0638

高値 1.0647

安値 1.0601

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