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ドル下落、米最高裁判事の人事承認巡る不透明感で=NY市場
2017年4月3日 / 21:41 / 6ヶ月前

ドル下落、米最高裁判事の人事承認巡る不透明感で=NY市場

 4月3日、終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが円とユーロに対し下落した。昨年11月撮影(2017年 ロイター/Dado Ruvic)

[ニューヨーク 3日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが円とユーロに対し下落した。トランプ米大統領が指名した連邦最高裁判事の候補者を議会が承認するのか不透明感が増し、トランプ政権が税制改革などの経済政策を実行に移せるのか懸念が強まった。

ワールドワイド・マーケッツの首席市場ストラテジスト、ジョセフ・トレビサニ氏は「選挙戦で掲げた目標に関し、政権が実行に移せない事例が増えるほど、ドルにとっては厳しい状況になる。最高裁判事の人事を進められないなら、通商や税制改革、景気刺激策を実行できない可能性があるということだ」と指摘した。

トランプ大統領はニール・ゴーサッチ氏を最高裁判事に指名したが、民主党のクリス・クーン議員が3日、反対を表明。民主党は上院での人事承認においてフィリバスター(議事妨害)による審議の遅延が可能な票数を確保した。これに対し共和党側は、人事を承認できるよう規則を変更する考えを示した。

午後の取引でドル/円JPY=は0.4%安となり、110.90円をつけた。

ユーロ/ドルは0.2%高の1.0670ドル。ユーロ圏の政治的な不透明感に加え、まちまちな内容となった経済指標を受けて、一時は3週間ぶり安値をつける場面もあった。

米商務省がこの日発表した2月の米建設支出は前月比0.8%増の1兆1900億ドルと、2006年4月以来の高水準。米供給管理協会(ISM)が発表した3月の製造業景気指数は57.2と前月からは低下したものの雇用の伸びを示し、いずれの統計もおおむね米経済の改善が続いていることを示した。

市場では、米連邦準備理事会(FRB)が6月に今年2回目の利上げに踏み切る可能性を50%超と見込んでいる。

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