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ドル上昇、114円台前半 日米の金融政策の違いを意識=NY市場
2017年7月10日 / 21:37 / 3ヶ月前

ドル上昇、114円台前半 日米の金融政策の違いを意識=NY市場

[ニューヨーク 10日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対円で上昇した。日銀が前週末に、固定金利で国債を無制限に買い入れる「指し値オペ」に踏み切ったことで日米の金融政策の違いが意識され、ドルが買われた。

 7月10日、終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対円で上昇した。日銀が前週末に、固定金利で国債を無制限に買い入れる「指し値オペ」に踏み切ったことで日米の金融政策の違いが意識され、ドルが買われた。写真は1万円札とドル紙幣、2010年9月撮影(2017年 ロイター/Yuriko Nakao)

ドル/円JPY=は114.29円と2カ月ぶりの高値を付けた後、終盤は0.15%高の114.05円で取引された。

日銀の黒田東彦総裁が10日、国債利回りをゼロ近辺に維持する現行政策の継続を表明すると円は下落した。

TDセキュリティーズのシニア外為ストラテジストのメイズン・イッサ氏は「国債利回りは世界的に上昇しており、10年物米国債の利回り上昇が最も重要だ」と指摘。「日銀は、他の各国がややタカ派的な姿勢に転じる中で、同行がまだこの流れに加わっていないということを思い起こさせた」と述べた。

米国と日本の10年物国債の利回り差は約2カ月ぶりの水準に広がっており、国債利回りは欧米で上昇する一方、日本では低水準が続くとの見方が強まっている。

一方、クレディ・スイス(ニューヨーク)の外為ストラテジスト、アルバイズ・マリノ氏はドル円相場について「今の水準では、ここからさらにドル高/円安の流れを追うべきではない。決算発表シーズンを控えているだけになおさらだ」と話した。「もちろん、ドル円がリスクに対して非常に敏感なことに変わりはない」とした。

12─13日のイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言や14日の6月米消費者物価指数の発表を控えて、様子見ムードも強かった。

TDセキュリティーズのイッサ氏は「市場はかなり静かだった。週後半にイベントリスクが多い」と述べた。

終盤のドル指数.DXYは0.04%高の96.049。

カナダドルCAD=は、カナダ銀行(中央銀行)の政策判断を12日に控えて、対米ドルで小幅下落した。

ドル/円 NY終値 114.03/114.05

始値 114.20

高値 114.24

安値 114.00

ユーロ/ドル NY終値 1.1399/1.1401

始値 1.1390

高値 1.1407

安値 1.1382

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