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ドル一時上昇、FOMC議事要旨受け=NY市場
2015年11月18日 / 22:29 / 2年前

ドル一時上昇、FOMC議事要旨受け=NY市場

 11月18日、ニューヨーク外為市場では、ドルが一時上昇。10月27─28日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けた。3月撮影(2015年 ロイター/Dado Ruvic)

[ニューヨーク 18日 ロイター] - 18日のニューヨーク外為市場では、ドルが一時上昇した。米連邦準備理事会(FRB)が公表した10月27─28日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、大半の参加者が12月までに利上げ条件は整う可能性があると認識していることが明らかになったことが背景。

ドルの主要6通貨に対するドル指数.DXYは約7カ月ぶり高値を更新した。

ただ市場のドル買いの反応は瞬間的で、その後ドルは徐々に緩んでほぼ横ばいの水準で取引を終えた。

ドル指数は99.853に上昇後、直近はほぼ横ばいの99.65となっている。全体的に方向感に欠ける動きだった。

ドル/円JPY=は終盤の取引で、小幅高の123.56円。議事要旨公表後は、約3か月ぶり高値の123.67円まで買われていた。ユーロ/ドルEUR=も、終盤はほぼ横ばいの1.0644ドル。

CMEグループ・フェッドウォッチによれば、議事要旨公表後の金利先物市場が織り込んでいる12月利上げ確率は、公表前の72%から68%に低下している。

これについてオアンダ(トロント)のシニア通貨ストラテジスト、アルフォンソ・エスパラザ氏は「米経済の先行き見通しについてFOMC参加者の間で議論があったことで、12月利上げの可能性が縮小したのかもしれない」と指摘する。

ただ議事要旨は、世界経済と米経済回復を受けて直接12月の利上げに言及する異例の内容で、2人のメンバーが12月の利上げを示唆する文言変更が強すぎるとの懸念を表明しただけだった。

コモンウェルス・フォーリン・エクスチェンジ(ワシントン)のチーフ・マーケット・アナリスト、オマー・エシナー氏は「議事要旨でドルの幅広い上昇基調は続くだろう。さらに重要なことは、ドル高による逆風について議論があまりなされなかったことだ」と述べた。

FRB当局者の発言も、12月利上げを後押しするものだった。例えば米アトランタ地区連銀のロックハート総裁(投票権有り)は、8月に金融市場が動揺して以降市場は落ち着きを取り戻し、利上げは間もなく適切になるだろうとの認識を示した。

またダドリー米ニューヨーク連銀総裁や米クリーブランド地区連銀のメスター総裁も、ほぼ同様の見方を示している。

この日はスイスフランが弱かった。スイス国立銀行(中銀、SNB)が声明で、スイスフランはなお過大評価されており、中銀の金融政策はスイスフランの下落を目指しているとしたことで、ドル/スイスフランCHF=は約10カ月ぶり高値の1.0219スイスフランに上昇した。終盤は0.6%高の1.0196スイスフランとなっている。

ドル/円  終値   123.54/59

前営業日終値   123.38/43

ユーロ/ドル  終値   1.0658/63

前営業日終値   1.0644/49

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