Reuters logo
ドル一時116円割れ、原油安でリスク回避継続=NY市場
2016年1月20日 / 22:23 / 2年後

ドル一時116円割れ、原油安でリスク回避継続=NY市場

 1月20日、終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対円で下落した。リスク回避の動きが強まるなかでドル/円は1年超ぶりとなる115.96円を付けた。2015年3月撮影(2016年 ロイター/Dado Ruvic)

[ニューヨーク 20日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対円で下落した。原油価格が約13年ぶりの安値圏に沈み米株式市場も急落、リスク回避の動きが強まるなかでドル/円JPY=は1年超ぶりとなる115.96円を付けた。その後は米株価の回復に伴って116円台後半に持ち直した。また原油安で資源国通貨が売られたことで、ドルの主要6通貨に対するドル指数.DXYは終盤0.1%高の水準となっている。

ドル/円は終盤の取引で0.6%安の116.94円。

テンパス・コンサルティング(ワシントン)の市場部門ディレクター、ジョン・ドイル氏は「世界株式市場が下落に原油市場が追随するなか、円が買われた」と説明、「米国の株式市場は崩れている。言わば修羅場だ。このため、安全資産とされる円が最大の受益者となっている」と述べた。

またケンブリッジ・グローバル・ペイメンツ(トロント)でFX戦略部門の責任者を務めるカール・シャモッタ氏も、多くの市場参加者は日銀が追加緩和策を打ち出すことはないと予想しており、今年110円近辺までドル安/円高が進む可能性も視野に入っていると指摘した。

そのうえで同氏は、「そうであれば今までとはかなり大きな転換だ。安倍首相が昨年展開したバズーカ砲の玉が切れてきたのは確かだと思う」との見方を示した。

この日発表された12月の米消費者物価指数(CPI)は、市場予想の横ばいに対して前月比0.1%の低下となった。インフレ率の伸びが米連邦準備理事会(FRB)の物価目標に届くには緩やかすぎるかもしれないばかりか、ドルも上昇しないことを示唆しており、これもドル/円の押し下げ要因となった。

原油安は資源国通貨の売りにつながり、豪ドル/米ドルAUD=とニュージーランドドル/米ドルNZD=は、それぞれ0.98%と0.99%下げた。

その他ブラジルレアル、ノルウェークローネ、ロシアルーブルも対ドルで急落した。

一方カナダドルは、カナダ銀行(中央銀行、BOC)が政策金利を0.5%に据え置いたため一時100ポイントほど対ドルで上昇したが、その後は上昇分を相殺。ドル/カナダドルCAD=D4は終盤0.6%安の1.4485カナダドルで、13日間続いた上昇はいったん途切れた。

ドル/円 NY時間終値 117.03/117.04

前営業日終値 117.52

ユーロ/ドル NY時間終値 1.0891/1.0896

前営業日終値 1.0914

*内容を追加しました。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below