Reuters logo
ドル急落、NY連銀総裁発言や弱いISM指数で=NY市場
2016年2月3日 / 22:03 / 2年前

ドル急落、NY連銀総裁発言や弱いISM指数で=NY市場

 2月3日、終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが円やユーロなど主要通貨に対して急落した。2011年8月撮影(2016年 ロイター/Yuriko Nakao)

[ニューヨーク 3日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが円やユーロなど主要通貨に対して急落した。ダドリー米ニューヨーク連銀総裁の発言や予想を下回る米ISM非製造業総合指数で米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが緩やかになるとの思惑が広がり、ドルが大幅に売られた。

原油高で資源国通貨が上昇したこともドルの圧迫要因となった。

ニューヨーク連銀のダドリー総裁はMNIとのインタビューで、昨年12月の米利上げ以降、金融状況は著しくひっ迫しており、金融当局者はこうした状況が継続するなら考慮する必要があるとの見解を示した。アナリストはこれでドルが下落したと見ている。

みずほ銀行(ニューヨーク)の通貨ストラテジストも「ダドリー発言は今日のドル安にとても大きな影響があった」と語った。

ドル/円JPY=EBSは、2%超安で約2週間ぶり安値の117.055円に急落。これで、日銀が先週29日にマイナス金利導入を発表して上昇した分を失った。終盤は1.73%安の117.875円での取引となっている。この日の下げ幅は、昨年8月24日以来の大きさとなった。

ユーロ/ドルEUR=EBSは2%超高となる1.11455ドルに上昇、昨年10月22日以来の高値を付けた。終盤は1.59%高の1.1095ドルとなっている。ユーロ/ドルの上昇率は1日としては、昨年12月3日に欧州中央銀行(ECB)の追加緩和策が市場の失望を誘い、ユーロが大きく買い戻されて以来の大きさだった。

この日発表された1月の米供給管理協会(ISM)非製造業総合指数は、前月の55.8から53.5に低下。市場予想の55.1を下回るとともに、2014年2月以来の低水準となった。ダドリー総裁の発言と合わせて、FRBが利上げペースを緩めることを余儀なくさせられるとの思惑が高まった。

リバーサイド・リスク・アドバイザーズ(ニューヨーク)のマネジング・ディレクター、ジェイソン・レインワンド氏は「今年FRBが2回以上の利上げを行える状況は限られている」と述べた。

この日原油価格は上昇し、それを受けて資源国通貨の豪ドル、ニュージーランド(NZ)ドル、カナダドルが買われた。NZドル/米ドルNZD=D4は、2%超高で約1カ月ぶり高値の0.6697米ドルを付けた。

ドル/スイスフランCHF=EBSは2週間半ぶり安値の0.9989スイスフランに沈んだ。またドルの主要6通貨に対するドル指数.DXYは3カ月ぶり安値の96.885に下落。直近は1.59%安の97.29だった。

ドル/円 NY時間終値 117.85/117.88

前営業日終値 120.02

ユーロ/ドル NY時間終値 1.1101/1.1102

前営業日終値 1.0915

*内容を追加しました

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below