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ポンドが7年ぶり安値、リスク回避の円買い続く=NY市場
2016年2月24日 / 22:23 / 2年後

ポンドが7年ぶり安値、リスク回避の円買い続く=NY市場

[ニューヨーク 24日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ポンドがドルに対して約7年ぶりの安値水準に下落した。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)懸念によるポンド売りが続いた。一方、原油安やブレグジット不安を背景にリスク回避の円買いが進んだ。

 2月24日、終盤のニューヨーク外為市場では、ポンドがドルに対して約7年ぶりの安値水準に下落した。写真はロンドン中心部の両替所。22日撮影(2016年 ロイター/Toby Melville)

ポンド/ドルGBP=は2009年3月以来となる1.38ドル台に下落。その後持ち直して終盤は0.6%安の1.3924ドルでの取引となっている。

ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(ニューヨーク)の新興国通貨戦略部門グローバル責任者、ウィン・シン氏は「きょうの市場を動かした要因のいくつかは米国発と海外発のもので、例えばポンドはブレグジット(英国のEU離脱)懸念で売られた」と指摘する。

EU離脱の是非を問う英国の国民投票は6月23日に行われ、懸念が高まっている。

この日北海ブレント原油先物価格は約3%上昇した。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油在庫統計(2月19日終了週)で、原油在庫が増加し2週連続で過去最高を更新したものの、ガソリン在庫は昨年11月以来初めて減少に転じたため。

だが一部市場参加者は、減産しないとの石油輸出国機構(OPEC)の姿勢は変わらず原油価格は再び下落基調に戻ると見込んでいる。原油安やブレグジット懸念の高まりを受け、リスク回避の円買いが継続した。

ドル/円JPY=EBSは約2週間ぶり安値となる111.04円まで売られ、今月初めにつけた約1年3か月ぶり安値の110.85円に迫った。終盤は111.76円。

ラボバンクの通貨ストラテジスト、ジェーン・フォーリー氏は「安全資産を求めているのなら、おそらく円を選択するだろう」という見方を示した。

ウェスタン・ユニオン・ビジネス・ソリューションズ(ワシントン)のシニア市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏も「原油安が戻ってドルがいくつかの通貨に対して強含んだが、すべては安全資産とされる円買いの動きだ」と解説した。

ユーロ/円EURJPY=は約3年ぶり安値に沈んだ。前出のフォーリー氏は「ユーロは(ブレグジットをめぐる)EU懸念もあって売られた」と語った。

スイスフランも安全資産通貨として買われ、ドル/スイスフランCHF=は終盤0.3%安の0.9880スイスフランだった。

ドル/円 NY時間終値 112.08/112.10

前営業日終値 112.07

ユーロ/ドル NY時間終値 1.1007/1.1009

前営業日終値 1.1011

*内容を追加しました。

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