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ECB理事会控えユーロ堅調、資源国通貨も上昇=NY市場
2016年3月9日 / 22:23 / 2年前

ECB理事会控えユーロ堅調、資源国通貨も上昇=NY市場

[ニューヨーク 9日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、10日の欧州中央銀行(ECB)理事会を前にしてユーロが底堅く推移した。また原油や金属価格が上昇し、資源国通貨のカナダドル、豪ドルなどが買われた。

 3月9日、終盤のニューヨーク外為市場では、10日の欧州中央銀行(ECB)理事会を前にしてユーロが底堅く推移した。2011年8月撮影(2016年 ロイター/Yuriko Nakao)

ユーロ/ドルEUR=は一時0.6%安水準まで下落したが、その後持ち直し終盤はほぼ横ばいの1.1008ドル。ユーロ/円EURJPY=も約1週間ぶり安値水準に下落後、終盤は0.6%高の124.76円となっている。

ロイター調査によれば、ECBは10日の理事会で預金金利をマイナス0.40%へ10ベーシスポイント(bp)引き下げ、資産買い取りの増額などを進めるものとみられる。

BMOキャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)のFX戦略部門グローバル責任者のグレッグ・アンダーソン氏はこの日のユーロ取引を「ECB理事会を控え神経質な相場だった」と評した。

ECBの追加緩和策はユーロへの押し下げ圧力となるものの、政策は市場期待に届かない可能性があるとみるアナリストもいる。

ユーロの持ち直しに加え、この日は原油や産業用金属価格が上昇したことで、ドルは日中の上昇分を削った。ドルの主要6通貨に対するドル指数.DXYは、直近0.1%安の97.112となっている。

北海ブレント原油先物LCOc1は3%高の1バレル=40.95ドル。銅先物CMCU3も1.1%高の1トン=4922.5ドルで引けている。

これらを受けて資源国通貨が上昇。豪ドル/米ドルAUD=D4は約8カ月ぶり高値水準に上昇後、終盤は約1%高の0.7511ドルで取引されている。

ドル/カナダドルCAD=D4は約3カ月半ぶり安値を付け、終盤は1.2%安の1.3253カナダドルで取引されている。

この日カナダ銀行(中央銀行、BOC)は政策金利の据え置きを決定した。声明では最近の金融市場の混乱も「後退しているようだ」とし、経済の短期的な見通しはおおむね1月時点の評価と変わりないとの認識を示した。これもカナダドルが大きく買われる要因となった。

一方ニュージーランド(NZ)ドル/米ドルNZD=D4は、ニュージーランド準備銀行(中央銀行、RBNZ)理事会を控えて0.6%高の0.6782ドルで取引されていたが、RBNZが政策金利を25bp引き下げ2.25%とした後は売られている。

ドル/円 NY時間終値 113.35/113.38

前営業日終値 112.63

ユーロ/ドル NY時間終値 1.1003/1.1009

前営業日終値 1.1006

*内容を追加しました。

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