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円小幅安、麻生財務相発言で介入の可能性意識=NY市場
2016年4月8日 / 23:16 / 2年前

円小幅安、麻生財務相発言で介入の可能性意識=NY市場

[ニューヨーク 8日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場は、円は対ドルでやや下落した。

 4月8日、終盤のニューヨーク外為市場は、円は対ドルでやや下落した。写真は麻生太郎財務相。都内で昨年12月撮影(2016年 ロイター/Issei Kato)

麻生太郎財務相が、急速な円高をけん制したことを受け、市場介入の可能性が意識され、円の重しとなった。

世界的な株高や原油高もリスク選好を下支えし、安全資産とされる円の投資妙味が薄れた。

ドル/円JPY=は0.1%高の108.26円。一方、週間では3.0%安と、2月半ば以来の大幅な下げを記録した。

円はドルに対して年初来で11%超上昇、年間では6年ぶりの大幅な上げとなるペースだ。

麻生太郎財務相は8日、為替市場の動向に関し「一方向に偏った動きが見られるのは確かだ」と発言。「急激な変化は最も望まないところだ」と述べた。

ただ市場では、来週の主要20カ国・地域(G20)財務相・中銀総裁会議終了までは、日本側が為替介入を控えるとの見方も出ている。

ドイツ銀行(ニューヨーク)の世界FX戦略部門の責任者、アラン・ラスキン氏は「介入で重要になるのは、円相場の水準よりも動くスピード」と指摘する。

ドル/円が105円でも、円に割高感が出るとされる中期的な評価推計レベルを大きく上回るという。ラスキン氏は「相場の動くスピードが日本や恐らく世界の経済に悪影響を及ぼすと言えば、日本がはるかに強固な形で介入を正当化できる」と指摘した。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.3%安の94.231。ドルは対スイスフランで0.9538フラン、対カナダドルCAD=では1.2988カナダドルにそれぞれ下落した。

ユーロ/ドルEUR=は0.2%高の1.1398ドル。

ドル相場の上昇は2014年半ばに始まったが、ロイターがストラテジストに行った調査では、上昇余地はほぼ無くなり、今後1年間はわずかに上昇する程度との見方が広がる。

米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は7日、「緩やかな利上げが適切になると考えている」などと発言した。

ドル/円 NY終値 108.03/108.08

始値 108.64

高値 108.91

安値 108.04

ユーロ/ドル NY終値 1.1399/1.1404

始値 1.1365

高値 1.1419

安値 1.1352

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