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ユーロ半年ぶり高値、トランプ政権巡る懸念などで=NY市場
2017年5月16日 / 21:35 / 4ヶ月前

ユーロ半年ぶり高値、トランプ政権巡る懸念などで=NY市場

 5月16日、終盤のニューヨーク外為市場では、ユーロが対ドルで上昇して約半年ぶりの高値を付けた。2011年1月撮影(2017年 ロイター/Kacper Pempel)

[ニューヨーク 16日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ユーロが対ドルで上昇して約半年ぶりの高値を付けた。弱い米経済指標の発表や、トランプ米大統領がロシアに外交機密を漏らしたと伝えられて今後の政策運営への懸念が広がったことを背景に、ドルが幅広く下落した。

直近のユーロ/ドルEUR=は1.06%高の1.1089ドル、ドル/円JPY=は0.64%安の113.08円。

ドルは朝方、4月米住宅着工件数が市場予想を下回った影響で売りが先行。その後は4月米製造業生産が3年2カ月ぶりの伸びを示すと一時持ち直したが、終盤に再び下げ歩調となった。

ユーロは、第1・四半期ユーロ圏域内総生産(GDP)成長率が堅調だったことや、マクロン仏大統領誕生による欧州統合の前進期待なども支援材料。ユーロ/円EURJPY=は昨年4月以来の高値に達する場面があった。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは昨年11月9日以来の低水準となった。BKアセット・マネジメントのFX戦略マネジングディレクター、ボリス・シュロスバーグ氏は、トランプ氏の機密漏えい疑惑が今後自身の政治的立場に悪影響をもたらす可能性を踏まえると、ドルは一段の下げ余地があるようだと指摘。政治の混乱が最終的に経済の混乱につながる様相が強まっているとの見方を示した。

投資家の間では、トランプ氏が任期を全うできない可能性があり、たとえ職にとどまってもあまりに多くの厄介ごとを抱え、成長テコ入れ策をやり遂げられないのではないかとの不安が広がりつつある。

一方、低調な米経済指標を受けて、米連邦準備理事会(FRB)が6月に利上げできるかどうか市場参加者の確信が揺らいでいる。CMEグループのFEDウオッチが示す6月利上げ確率はなお約74%だが、先週の80%強からは切り下がった。

ドル/円 NY終値 113.11/113.13

始値 113.63

高値 113.73

安値 112.94

ユーロ/ドル NY終値 1.1082/1.1083

始値 1.1051

高値 1.1097

安値 1.1051

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