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NY市場サマリー(12日)
2017年5月12日 / 21:49 / 5ヶ月前

NY市場サマリー(12日)

[12日 ロイター] - <為替>  ドルが円とユーロに対して下落した。米経済指標が軟調となったことで連邦準備理事会(FRB)が年内タカ派的なスタンスを維持するか疑問が出てきたことが背景。

ウエストパック・バンキング(ニューヨーク)のリチャード・フラヌロビッチ氏はCPI統計について、「数カ月前から実質的なコア・インフレ率は脅威をほとんど及ぼさない水準にあることが示されているが、今回もこうした状況に則したものだった」とし、「FRBは年内はあと2回利上げを実施する公算が大きいが、利上げの喫緊性は後退したように見える」と述べた。 ドルは対ユーロで0.7%安の1.0934ドルまで下落。対円では0.6%安の113.21円まで下落した。前日は2カ月ぶり高値の114.36円まで上昇していた。

<債券> 国債価格が上昇。朝方発表された4月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回る内容となったことで、年内の米利上げがあと2回になるとの観測が後退し、指標10年債利回りは約3週間ぶりの大幅な下げを記録した。

また週内に実施された総額620億ドルの四半期定例入札(クオータリー・リファンディング)に対する需要が低調だったことを受け、安値拾いの買いが広がったことも指摘された。

MUFGセキュリティーズ・アメリカの債券トレーディング主任トーマス・ロス氏は「CPI統計を踏まえ、インフレをめぐる懸念が広がった」と語った。

終盤の取引で10年債利回りは7ベーシスポイント(bp)低下し2.329%。

<株式> ダウ工業株30種とS&P総合500種が続落。ナスダックは小幅高で引けた。朝方発表された一連の米経済指標が低調な内容となったことが相場を圧迫。さらに軟調な業績を嫌気し、百貨店株の売りも膨らんだ。

米消費者物価指数と小売売上高統計がともに精彩を欠く内容となったことで米成長懸念が広がり、連邦準備理事会(FRB)が年内タカ派的な利上げスタンスを維持するか懐疑的な見方が広がった。

百貨店株はこの日も売りを浴びた。四半期既存店売上高が予想以上の落ち込みとなったJCペニーは約14%安、ノードストロームは10.8%安。低調な業績が引き続き嫌気され、メーシーズは約3%下落。前日から2日間の下げは19%超となった。

<金先物> 米国の政治的混乱や対ユーロでのドル安を受けた買いに支えられ、3日続伸した。 6月物の清算値は前日比3.50ドル(0.29%)高の1オンス=1227.70ドル だった。週間の上げ幅は0.80ドル高と、プラスでの越週は3週間ぶり。

<米原油先物> 石油輸出国機構(OPEC)主導による協調減産延長への期待などに支えられ、ほぼ横ばいとなった。米国産標準油種WTIの中心限月6月物の清算値は前日比0.01ドル(0.02%)高の1バレル=47.84ドル。7月物は0.03ドル安の48.17ドルとなった。

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