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NY市場サマリー(23日)
2017年5月23日 / 22:01 / 4ヶ月前

NY市場サマリー(23日)

[23日 ロイター] - <為替> ドルが主要通貨に対して上昇した。24日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を控え、米連邦準備理事会(FRB)が6月に利上げに踏み切るとの見方から、前日まで軟調だったドルが買い戻された。

ドルの下落に賭けていた一部のトレーダーが最近のドル急落を受け、利益確定のためドルを買い戻した。オアンダ(トロント)のシニア通貨アナリスト、アルフォンソ・エスパルサ氏は「一部の通貨ペアには利益確定の動きが少々見られた」と述べた。

エスパルサ氏は、トレーダーは24日公表されるFOMC議事要旨でFRBが6月に利上げするかどうかを示す手掛かりを見極めようとしていると話した。

<債券> 利回りが上昇した。今週の国債入札のほか社債発行に備え一部売りが出たほか、安全資産とされる債券から株式に資金が流れる動きが見られたことが背景。

5月2─3日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表を24日に控え警戒感が高まっているとの見方も出ている。

財務省が実施した260億ドルの2年債入札は最高落札利回りが2008年9月以来の高水準、応札倍率は2.9倍と、2016年5月以来の高水準となるなど堅調。ただこれを受け流通市場で債券買いが活性化することはなかった。

<株式> 小幅高。トランプ米政権の予算教書公表を受けて買いが優勢となったが、自動車部品小売りなど一般消費財株は軟調だった。

予算教書はインフラ投資や国防費を増額する一方で社会保障費を削減するなど、おおむね予想通りの内容で、投資家の間で安心感が広がった。バンク・オブ・ザ・ウエストのチーフ・インベストメント・ストラテジスト、ウェード・バリエット氏は「大きな驚きはなく、マーケットはこの点を歓迎した」と述べた。

S&P500種指数は2400を回復する場面もあったが、終盤にかけて上げ幅を縮めた。

<金先物> 利益確定の売りなどに押され、3営業日ぶりに反落した。

午前中ごろまで新規の手掛かり材料が不足する中、前日清算値付近の水準で推移していた。しかしその後、ドルが対ユーロで買い戻されると、ドル建てで取引される金相場は割高感からマイナス圏に転落。また、約3週間ぶりの高値水準で依然推移していることもあり、利益確定の売りにも下押しされた。

<米原油先物> 石油輸出国機構(OPEC)主導による協調減産延長への期待や米原油在庫の減少予想を背景に上伸した。

トランプ米政権は前日夜に予算教書の概要を発表したが、この中に今後10年で戦略石油備蓄(SPR)の半分を売却する方針が盛り込まれていたことが判明した。これを受けて、市場は売りで反応。未明には一時50.57ドルまで下げた。

しかし、その後は安値拾いの買いが入ったほか、OPEC主導による協調減産延長への根強い期待が相場をプラス圏に押し上げた。

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