Reuters logo
NY市場サマリー(24日)
2017年5月24日 / 21:53 / 4ヶ月前

NY市場サマリー(24日)

[24日 ロイター] - <為替> 追加利上げにやや慎重な姿勢を示した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を受けて、ドルが主要通貨に対し下落した。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.17%安の97.184。一時は97.093まで下げた。ユーロ/ドルEUR=は0.2%高の1.1204ドル。フランス大統領選を経て政治的な懸念が薄らいだことや、ユーロ圏の堅調な経済指標などがユーロ買いを後押ししている。

シンク・マーケッツのチーフ市場アナリスト、ナイーム・アスラム氏は「議事要旨では、FRBが慎重姿勢で臨んでいくことや、保有金融資産の縮小に関してタカ派的な雰囲気を急いで出そうとしているわけではないことが示された」と指摘した。

<債券> 国債利回りが低下した。午後に公表されたFOMC議事要旨で米連邦準備理事会(FRB)が緩和策解除を緩やかに進めるとの姿勢が確認され、安心感が広まった。

債券相場は過去2日間は神経質な展開となっていたが、緩和政策の引き揚げに向けたFRBのスタンスがこれまでよりも明確になったことで、神経質な取引から脱却した。

長短利回り格差は縮小し、10年債と2年債の利回り格差は96bpに1bp以上縮小し、昨年10月27日につけた水準に迫った。

<株式> 続伸し、S&P総合500種が終値で最高値を更新した。米FRBが公表した5月のFOMC議事要旨で、早期利上げの基本路線が確認され、その背景として経済の強さがあると受け止められた。

ウィーデンのチーフ・グローバル・ストラテジスト、マイケル・パーブス氏は「わたしが印象に残った点の1つは、FRBが消費がかなりしっかりしていると確信していたことで、これは重要な意味がある」と話した。

税務・会計ソフトウエアのインテュイット(INTU.O)は6.7%高。前日引け後に発表した四半期決算の利益が市場予想を上回り、売上高見通しも引き上げた。

ホームセンターのロウズ(LOW.N)は、四半期の利益と既存店売上高がいずれも市場予想に届かず、3%下落。宝飾品のティファニー(TIF.N)は、既存店売上高が予想外のマイナスになったことが響き、8.7%下げた。

<金先物> 米FOMC議事要旨の公表を控えて様子見ムードが広がり、小幅続落した。

来月13、14両日に開かれるFOMCでの追加利上げ観測が強まる中、米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は前日夕、年内あと2回の利上げを支持するとの見解を表明。これが金利を生まない資産である金塊を圧迫し、この日も軟調な展開となった。外国為替市場でドルがユーロに対して強含みに推移したこともドル建てで取引される金塊などの割高感につながった。

<米原油先物> 米エネルギー情報局(EIA)が発表した石油製品在庫の取り崩し幅が市場予想ほど大きくなかったことから売りが優勢となり、小反落した。

EIAが同日午前に公表した週間在庫統計では、原油在庫が前週比440万バレル減と、市場予想(ロイター拡大版調査)の240万バレル減を大幅に上回る取り崩し幅となったことから、発表直後には一時買われたが、その後は売り戻され、マイナス圏に沈んだ。ガソリン在庫が80万バレル減と、予想の120万バレル減よりも小幅な取り崩しにとどまったことが主因。ドライブシーズンは今後夏場にかけて一段と本格化するが、これまでのところガソリン需要が想定ほど拡大していないことが嫌気された。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below