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NY市場サマリー(24日)
2017年2月24日 / 22:52 / 8ヶ月前

NY市場サマリー(24日)

[24日 ロイター] - <為替> ドルが対円で下落し、約2週間ぶりに112円を割り込んだ。前日のテレビ番組インタビューで、ムニューシン米財務長官が税制改革の骨子を固めるのになお時間が要することを示唆。市場が期待する税制改革や財政出動がどの程度迅速に行なわれるのか懐疑的な見方が強まった。

ドル/円は一時0.6%安の111.95円に沈んだ。112円の水準を割り込むのは2月9日以来。週間では約0.8%安と、2週連続の下落となる見込み。

クレディ・アグリコルの為替ストラテジスト、バシリ・セレブリアコフ氏は「米財政刺激策に対して慎重な見方が広がっており、その結果、米連邦準備理事会(FRB)が今後2年に大幅な利上げを行うとの見通しに市場は懐疑的になっている」と話す。

<債券> 指標10年債利回りが5週間ぶりの水準に低下。年内に予定される欧州諸国での選挙を控え政治的不透明感が増す中、欧州債利回りが低下したことに追随した。朝方発表された一連の米指標が低調な内容となったことは米経済成長見通しに影を落とし、債券利回り押し下げに寄与した。

10年債利回りは約6ベーシスポイント(bp)低下。1日の下げとしては3週間ぶりの大きさとなる。30年債利回りも2週間ぶりの低水準をつけたほか、2、5、7年債利回りも軒並み低下した。

<株式> 金融株の売りが公益株などの買いで相殺されたことで上昇し、ダウ平均は11営業日連続で最高値を更新した。

米株式市場の主要指数はトランプ大統領の当選以来、税制改革や規制緩和、インフラ投資の拡大などに対する期待から上昇してきたが、この日はトランプ氏が掲げる成長押し上げに向けた政策の実施には時間がかかる可能性があるとの見方から、取引時間中の大部分はマイナス圏で推移した。

金融株は米国債利回りの低下に伴い売られ、ダウ平均とS&P500に対する重しとなった。ゴールドマン・サックス(GS)は1.5%安。ベレンバーグが同社に対する投資判断を「売り」に引き下げたことが嫌気された。

<金先物> トランプ米新政権の政策に対する不透明感から買われ、続伸した。中心限月4月物の清算値は前日比6.90ドル高の1オンス=1258.30と、前日に続き2016 年11月10日以来約3カ月半ぶりの高値を更新した。

ムニューシン米財務長官が前日、CNBCとのインタビューで、8月の議会休会までに 大幅な税制改革を行う考えを明らかにしたものの、改革の中身については具体的な言及を 避けた。これを受けて、トランプ政権の政策に対して先行き不透明感が広がったことから、 投資家らのリスク回避姿勢が強まり、安全資産とされる金が買われた。

<米原油先物> 利益確定の売りが台頭して反落。 前日に約1年8カ月ぶりの高値を付けた反動で、未明の時間帯から利食い売りが徐々に台頭。朝方には一段安となり、4月物は53.76ドルまで下落した。午後に米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表した国内の石油掘削リグ稼 働数も計602基と、前週から5基増加。ドル安・ユーロ高の流れが朝方に反転したこと もドル建て商品の原油を圧迫し、相場はほぼ終日マイナス圏で推移した。

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