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NY市場サマリー(10日)
2017年4月10日 / 22:01 / 6ヶ月前

NY市場サマリー(10日)

[10日 ロイター] - <為替> ニューヨーク外為市場では、米国債利回りが低下したなか、前週末にドルが買われた反動もあり、ドルが主要通貨に対して下落した。復活祭の週末を控え、出来高は低調だった。

主要6通貨に対するドル指数.DXYはアジアの取引時間中に一時、3月15日以来の高値となる101.34まで上昇した。だがフランスの大統領選をめぐる先行き不透明感に加え、シリアと北朝鮮の情勢緊迫化といった地政学リスクの高まりを受けて米国債利回りが低下したのに伴い、ドル指数は下げに転じた。終盤のドル指数は0.15%安の101.04となった。

ドル/円JPY=は方向感に乏しく、終盤はほぼ横ばいの111.01円。ユーロ/ドルEUR=は一時、3月9日以来の安値に下落したが、終盤はほぼ横ばいの1.0590ドルで推移している。

<債券> 米金融・債券市場では、国債価格が上昇、利回りは低下した。フランス大統領選をめぐる不透明感やシリア情勢などの緊張から、質への逃避買いが入った。

ジャニー・モンゴメリー・スコットのストラテジストは「地政学的な懸念から安全資産を一部買う動きがみられた」と述べた。

<株式> 米国株式市場は、小幅高。エネルギー株が値上がりし、金融株の下落分を相殺した。

S&Pエネルギー株指数.SPNYは、0.8%高。S&P総合500種の主要セクターの中で一番の上昇をみせた。

今週後半に企業の決算発表が本格化するのを前に、好業績が期待されるエネルギー企業の株が買われた。

<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、利益確定の売りなどに押され、反落した。中心限月6月物の清算値は前週末比3.40ドル安の1オンス=1253.90ドルとなった。

金相場は前週末、取引時間中に5カ月ぶりの高値を付けた反動からこの日は利食い売りが出やすかった。ただ、シリアのアサド政権に対して軍事行動に踏み切った米国が追加攻撃の可能性をちらつかせているほか、北朝鮮に対しては原子力空母を朝鮮半島近海に向かわせる動きも見せており、中東とアジアの地政学的リスクに対する懸念が台頭。このため、安全資産として金を買う動きも見られ、下値は限定的だった。

<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、地政学的リスクの高まりを背景に堅調地合いが継続し、5営業日続伸した。

米国産標準油種WTIの中心限月5月物の清算値は、前週末比0.84ドル(1.61%)高の1バレル=53.08ドル。6月物は0.84ドル高の53.48ドルだった。

トランプ米政権は前週末、シリアのアサド政権に対して初の軍事攻撃に踏み切ったほか、ミサイル発射などの挑発行為を繰り返す北朝鮮に対しては近海に原子力空母を差し向ける動きを見せるなど、世界に強硬姿勢をアピール。一方、エジプトでは9日、過激派組織「イスラム国」(IS)とみられる勢力による教会を狙った連続爆弾テロが発生。国際情勢をめぐる先行き不透明感が一段と強まる中、石油供給も混乱しかねないとの懸念が浮上し、原油相場は前日夜からじりじりと上昇した。

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