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NY市場サマリー(22日)
2016年7月22日 / 22:31 / 1年前

NY市場サマリー(22日)

[22日 ロイター] - <為替> 米国とその他の国の金融政策の方向性の違いが再び意識されたことで、ドル指数が約4カ月ぶりの水準に上昇した。ドイツのミュンヘンで銃乱射事件が発生し複数の死傷者が出ているとの報道を受け、ユーロは対ドルで英国が欧州連合(EU)離脱を決めた翌日以来の安値を更新した。

ドル指数.DXYは0.5%上昇の97.487まで上昇。3月10日以来の高水準を付けた。週間では5週連続の上昇となる。経済指標が米国ではおおむね好調に推移する一方で他の国では軟調となるなか、連邦準備理事会(FRB)と他の主要中銀の政策の方向性の違いが再び意識され、外為市場ではこのところドル高基調となっている。ドル/円JPY=は上昇。終盤の取引で0.35%高の106.16円で推移。

<債券> 不安定な展開となる中、長期債利回りが小幅低下した。ただ過去数週間の米指標は少なくとも年内1回の利上げを後押しする底堅い内容となっており、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で米連邦準備理事会(FRB)がタカ派姿勢を示すとの見方も出ている。ドイツ南部ミュンヘンのショッピングセンターで銃乱射事件が発生し、少なくとも15人が死亡したと伝わったことで、一部で長期債への逃避買いが出た。

CMEフェドウォッチによると、短期金利先物市場が織り込む12月の利上げ確率は48%と、前日の47%から小幅上昇。数週間前は20%未満にとどまっていた。

<株式> 反発して取引を終えた。S&Pは終値の過去最高値を更新した。通信大手のAT&T(T.N)やベライゾン・コミュニケーション(VZ.N)が買われた。決算が好感されたAT&Tは1.4%値上がり。ベライゾンは1.3%高。米インターネット検索大手ヤフーYHOO.Oの中核事業売却先としてベライゾンが最有力とのロイター通信の報道が材料視された。ヤフーも1.4%高となった。

一方、複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N)は1.6%の下落。石油やガス、輸送機器の需要が弱かったとの発表が嫌気された。競合のハネウェル・インターナショナル(HON.N)も2.6%安となった。通期の売り上げ見通しを引き下げたことが重しとなった。

<金先物> ドル高・ユーロ安に伴う割高感などから売られ、反落した。8月物の清算値は前日比7.60ドル安の1オンス=1323.40ドル。この日は外国為替市場でドル買い・ユーロ売りが進行し、ドル建てで取引される金塊は割高感から利益確定の売りが出やすかった。また、最近発表されている米経済指標の大半が良好な内容であることから、米連邦準備理事会(FRB)が年内には追加利上げに動くとの観測が強まっていることも圧迫材料となった。

<米原油先物> 世界的に供給過剰懸念が強まり、続落した。米国産標準油種WTIの中心限月9月物の清算値は前日比0.56ドル(1.25%)安の1バレル=44.19ドル。20日の米エネルギー情報局(EIA)週報でガソリン在庫が予想に反して積み増しとなったことが尾を引き、この日も相場を圧迫した。また、ロイター通信の調査で7月のイラクの原油輸出が3カ月ぶりに増加に転じる見通しであることが明らかになったため、供給過剰懸念が強まり、朝方から売りが先行した。ベーカー・ヒューズが午後に公表した米国内石油掘削リグ稼働数が前週比14基増の371基となり、4週連続で増加したことも供給過剰懸念を強め、相場を圧迫した。

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