気候変動で「ニモ」が絶滅の危機に=IUCN
[コペンハーゲン 14日 ロイター] 映画「ファインディング・ニモ」のキャラクターとなり、一躍人気者になったカクレクマノミが、地球温暖化による海水の酸性化などにより、絶滅に近づいているという。
国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)が開催されているデンマークの首都コペンハーゲンで14日、国際自然保護連合(IUCN)が報告した。
それによると、海水の酸性化や水温の上昇で、さんご礁が破壊されるほか、カクレクマノミが隠れ場所のイソギンチャクを探すための嗅覚が影響を受けているという。
この報告では、地球温暖化で最も打撃を受けた動植物10種も明らかになり、カクレクマノミのほかには、ベルーガ(シロイルカ)や、オサガメ、コウテイペンギン、コアラなどが挙がった。
報告書を執筆したウェンディ・フォーデン氏は、記者団に「動植物は環境に適応するが、変化の速度は遅くなければならない。各国の政府が力強くタイムリーな目標に全力を傾け、気候変動の速度を落とすことができれば、これらの種に生き延びるチャンスを与えることができる」と話した。
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