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パリ─東京を2時間半、EADSが超音速旅客機を開発へ

2011年 06月 21日 18:11 JST
 
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 [ルブルジェ(フランス) 19日 ロイター] パリ─東京間が超音速旅客機で2時間半。そんな夢のような計画が19日、航空機大手エアバスの親会社で欧州航空・宇宙・防衛大手EADSEAD.PAから明らかにされた。

 二酸化炭素を排出しないゼロ・エミッションが特徴の同機は「ZEHST」と名付けられ、通常の滑走路から離陸し、成層圏を飛行するという。当初より商業化を目指して日本と共同開発中で、乗客数は50─100人を想定している。

 EADSによると、離陸には通常のターボジェットエンジン、成層圏までの急上昇にはロケットエンジンを使用。その後、ラムジェットエンジンと呼ばれるエンジンが点火され、高度3万2000メートルをマッハ4(音速の4倍)以上で飛行する。ターボジェットの燃料にはバイオ燃料を使う。

 同社のジャン・ボッティ最高技術責任者(CTO)は「外観はコンコルドに似ている。ZEHSTには新しいものはなく、すべてこれまでに開発されたものを組み合わせる」と説明した上で、2020年までには試作機を完成させたいと話した。

 また、ルイ・ガロワ最高経営責任者(CEO)は、「われわれは数年後に売り出すような商品について話をしている訳ではない。安全面や技術面に加え、これに人間がどう反応するかも見ていかなくてはならない」と述べ、実用化には30─40年はかかる見通しを示した。

 

注目の商品

 6月19日、パリ─東京間を2時間半で飛ぶという超音速旅客機計画をエアバスの親会社EADSが発表。写真は同社のロゴ。1月撮影(2011年 ロイター/Charles Platiau)

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