ブラジル、アマゾンの木から採取したゴムで避妊具製造
[ブラジリア 7日 ロイター] ブラジル政府は7日、アマゾンの熱帯雨林の木から採取されるゴムを使ったコンドームの製造を開始した。これにより、世界最大の熱帯雨林の保護にくわえ、エイズ対策で無償配布するコンドームの輸入依存度を軽減することにもつながるという。
保健省は声明で、ブラジル北西部アクレ州にある初の国営コンドーム工場では、年間1億個のコンドームを製造する予定だと発表した。
環境問題の専門家は、天然のゴムの木を採用することは、アマゾンの住民の収入創出につながるとともに、森林伐採の圧力を軽減することにもなると指摘。
保健省によると、コンドームの製造により、550世帯以上が年間で総額220万レアル(約1億4000万円)の収入を得ることになる。
ブラジル政府によると、同国はコンドームの輸入量が世界で最も多いという。一方、ローマ・カトリック教会は、政府がコンドームの無料配布に取り組んでいることをしばしば非難している。
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