四川大地震で真っ先に逃げた教諭、教育現場の倫理問う結果に
[北京 27日 ロイター] 先月中国で起きた四川大地震の際、高校教諭が生徒たちを置いて真っ先に教室から逃げ出したのを受け、同国では教育現場の倫理をあらためて問う動きが出ている。
被災した四川省都江堰にある私立高校で文学を担当するFan Meizhong教諭は、地震後に地元メディアやインターネット上でその行動を非難された。Fan教諭は「あのような生きるか死ぬかの状況下では、娘のため以外には自分の命を投げ出すことは考えられない」などと主張。その上で、騎士道の精神は自分の職務の範囲外だとして、教育当局を訴える構えも見せた。同教諭が担当するクラスでは地震による犠牲者は出ていない。
26日付の英字紙チャイナ・デーリーは、同国教育省が初めて、生徒を守ることを「教諭の道義的責任」とする倫理規定の改定案をまとめたと伝えた。
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