3人に1人が会議中にメール、マナー違反に高い代償
[ニューヨーク 10日 ロイター] 会話中や会議中に携帯端末に意識を傾けるという、新しい形のマナー違反が広がっている。米ヤフーの求人サイト「ホットジョブ」が3月に実施した調査によると、5000人以上の回答者の3人に1人が、会議中に電子メールをチェックすると答えた。
また、同サイトが行った別の調査によると、約5人に1人が、ワイヤレス機器を使ったマナー違反を注意されたことがあるという。
同サイトのエディター、Tom Musbach氏は、このような行動には代償があると指摘する。「携帯情報端末『ブラックベリー』などを使うことは、集中できる長さを短くし、生産性低下につながる可能性がある」という。
ニューヨーク州議会の民主党のリーダー、マルコム・スミス氏は今春、支持者で資産家のTom Golisano氏との会議中に、議題よりも「ブラックベリー」に集中してしまい、Golisano氏を怒らせた。この出来事をきっかけに、同氏がほかの州議員に働きかけ、今週の州議会で共和党を優位にする「クーデター」を起こさせたとも伝えられている。
オハイオ州のライト州立大学の専門家ネイサン・ボウリング氏は、別のことをしている最中に電子メールを確認することは、遅刻をしたり際限なくインターネットを閲覧し続けるのと同様に、仕事の効率を落とす行為だと警告。同氏は、「技術の進歩によって、20年前や10年前、5年前にも存在しなかった新たな弊害が生まれている」と話した。
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