子ども19人分の福祉手当を不正受給、ギリシャで元警官逮捕

2011年 12月 16日 12:53 JST
 
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[アテネ 15日 ロイター] 欧州債務危機の発端となったギリシャで14日、19人の子どもがいるとうその申請をして福祉手当を不正に得ていた元警察官の男(54)が詐欺の疑いで逮捕された。警察が15日明らかにした。

調べによると、この男は離婚歴があるものの子どもはおらず、1996年から毎年少なくとも1人分の福祉手当を申請。2001年に退職した後は、うその申請で得た手当のみで生活していたという。

男はインターネット上で子どもの写真を入手し、それを使って出生証明書や必要な申請書類を偽造していた。

過去15年にわたって少なくとも15万ユーロ(約1500万円)を不正に受給していたとされるが、その額はさらに増える可能性もある。警察は、子どもの数が余りにも多いことから不審に思い、事件が発覚したという。

ギリシャでは、寛容な福祉制度や非効率的な公共部門などがユーロ圏を分裂の危機にさらしている財政問題の根源とされ、非難を浴びている。

 12月14日、欧州債務危機の発端となったギリシャで、19人の子どもがいるとうその申請をして福祉手当を不正に得ていた元警察官の男が詐欺の疑いで逮捕された。8日撮影(2011年 ロイター/Yves Herman)