タッチパネルで生体分子検出、将来はスマホで医療検査も=研究

2012年 01月 23日 16:56 JST
 
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[ソウル 23日 ロイター] 韓国科学技術院(KAIST)は、スマートフォン(多機能携帯電話)などに使われるタッチスクリーンの技術を活用することで、生体分子の検出が可能になるとの研究結果をドイツの科学誌「アンゲバンテ・ケミー」に発表した。

研究主導者の1人、パク・ヒョンギュ氏は、「タッチスクリーンが指先から電荷を感知する、という点からアイデアを得た」とし、同じく電荷を持つプロテインやDNAなどの生体分子も検出できるはずだと述べた。

パク氏はロイター・テレビに対し、「流通している医療機器と同様に、(タッチスクリーンが)ほぼ100%の正確性でDNA分子に反応を示すことが実験で確認できた」とコメント。将来的な医療検査でのスクリーン活用に向け、第一歩を示すことができたと指摘した。

研究チームは現在、特定の生体分子に反応するフィルムを開発中で、タッチスクリーンが他の生体分子も検出できるようになる可能性があるとしている。

ただ、今回の研究はあくまでも医療検査におけるスクリーン活用に向けた第一歩で、実用化に向けた計画などは未定だという。

1月23日、韓国科学技術院は、スマートフォンなどに使われるタッチスクリーンの技術を活用することで、生体分子の検出が可能になるとの研究結果をドイツの科学誌「アンゲバンテ・ケミー」に発表した。ソウルで6日撮影(2012年 ロイター/Kim Hong-Ji)