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原油市場再均衡へ、イラン非加盟国減産分補う=OPEC
2016年1月18日 / 15:40 / 2年前

原油市場再均衡へ、イラン非加盟国減産分補う=OPEC

 1月18日、OPECが月次報告を公表した。写真は都内のガソリンスタンドで昨年8月撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai)

[ロンドン 18日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)が18日、月次報告を公表した。今年は非加盟国の供給量が、従来予想より大きく減少し、原油市場は再均衡へ向かい出すと予想した。

ただ、イランの増産計画が、非加盟国の減産分を補うとの見通しも示した。

今年の非加盟国供給量は、日量66万バレル減ると予想した。先月時点では、同38万バレル減としていた。

米国の平均産油量が日量1350万バレルと、2015年から同38万バレル減少、非加盟国で最大の落ち込みを予想する。

原油安を受け、米シェールオイルなど比較的高コストとされる資源の開発ペースが鈍化し始めている。

北海や中南米、カナダなどの産油量も、影響を受けやすいと指摘した。

OPECは「分析結果は、2016年が供給側が主導する市場となることを示している。今年はまた、再均衡(リバランス)過程が始まるだろう」と指摘した。

西側の制裁解除に伴う、イラン産供給への影響は触れていない。イランは18日、日量50万バレル増産すると表明、非加盟国の減少分をほぼ埋め合わせる形になる。

アラブ首長国連邦(UAE)のマズルーイ・エネルギー相は、湾岸加盟国で初めて、制裁解除後のイランについて言及。 供給過剰の現在、増産に踏み切れば、状況を悪化させるとけん制した。

OPECはまた、二次情報を引用する形で、新メンバーのインドネシアを含む、昨年12月の加盟国生産量が、日量21万バレル減の同3218万バレルとした。

仮に加盟国が12月のペースで生産を続ければ、今年は日量53万バレルの供給過多になるとした。先月時点の同86万バレルから縮小すると見込む。

今年の世界原油需要の伸びは日量126万バレルを予想、2015年の同154万バレルから鈍化すると見通した。

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