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米原油先物12年ぶり安値、OPEC減産協力報道で値を戻す
2016年2月11日 / 22:18 / 2年前

米原油先物12年ぶり安値、OPEC減産協力報道で値を戻す

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 11日の原油先物相場は、米原油先物CLc1が12年ぶりの安値をつけたほか、北海ブレント原油先物LCOc1も30ドル割れとなった。米エネルギー情報局(EIA)の石油在庫統計やゴールドマン・サックスの見通しなどが売り材料。

 2月11日、米エネルギー情報局の石油在庫統計などを受け米原油先物は12年ぶりの安値、北海ブレント原油先物は30ドル割れとなったが、OPECが減産に協力するとの報道で値を戻した。バーレーンのガソリンスタンド、先月26日撮影(2016年 ロイター/Hamad I Mohammed)

ただ、アラブ首長国連邦(UAE)のエネルギー相発言報道を受け、安値からは値を戻した。

米原油先物CLc1の清算値は1.24ドル(4.5%)安の26.21ドル。清算後に12年ぶり安値となる26.05ドルをつけた。

アラブ首長国連邦(UAE)のマズルーイ・エネルギー相は、石油輸出国機構(OPEC)加盟国に減産協力の用意があるとの認識を示した。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が11日、同氏の発言として伝えたもので、世界需要が伸びる一方、非加盟国の供給量は減ると見通した。

北海ブレント先物LCOc1の清算値は0.78ドル(2.5%)安の30.06ドル。一時29.92ドルと節目の30ドルを割り込んだ。

EIAの週報によると、オクラホマ州クッシングの原油在庫が過去最高を記録した。

原油安が続くなか、特に25ドルで売る権利を買い求める動きも出た。テクニカルアナリストらによると、25ドルの水準は数日中に到達する可能性があるという。

期先物価格が期近物価格を上回る「コンタンゴ」化が進む。貯蔵空間が限られ、期近物を購入して保管、後日に売る意欲が抑えられていることを示す。

市場関係者の1人は「貯蔵空間がこれ以上少なくなれば、生産者は(期近物を)さらに安い価格で売るほか選択肢がなくなる」と指摘した。

ゴールドマンは、米原油先物(WTI=ウェスト・テキサス・インターミディエイト)について、2016年下期まで1バレル=20─40ドルのレンジ内にとどまるとの見通しを示している。

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