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円高・株安で関西企業に先行き懸念=日銀大阪支店長
2016年1月18日 / 07:42 / 2年前

円高・株安で関西企業に先行き懸念=日銀大阪支店長

 1月18日、日銀の宮野谷篤・大阪支店長(理事)は午後、都内本店での会見で、年初来の円高傾向と急激な株安を受け、関西企業経営者の間で「自社の業況は良いが先行きを懸念する声が聞かれる」と指摘した。写真は都内日銀本店前で昨年4月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 18日 ロイター] - 日銀の宮野谷篤・大阪支店長(理事)は18日午後、都内本店での会見で、年初来の円高傾向と急激な株安を受け、関西企業経営者の間で「自社の業況は良いが先行きを懸念する声が聞かれる」と指摘した。もっとも、為替について「安定を求める声は多いが、追加緩和を求める声は増えてはいない」との認識を示した。

輸出企業には「ドル/円120円程度」を求める声が多く、「円安方向を予想していた経営者には、円高で若干の戸惑いが出ている」という。

もっとも、日銀に対して「追加緩和を求めているのは証券会社」と明言。「財界の要望が強まっているとは感じない」と述べた。関西では経済への影響が特に大きい外国人観光客の購買力にも「多少の円高で大きな変化はない」と言い切った。

1─3月の関西地域の鉱工業生産は「鉄鋼や機械の減少が続くものの、外国人観光客向けに化粧品やおむつの生産が増加する」ため、前期比横ばい圏内との見通しを示した。10─12月はスマートフォン向け電子部品の生産が予想したほど伸びなかったという。

米国の利上げが昨年末、円滑に進んだことなどを受け「米中という2経済大国の不確実性は昨年より薄まった」との認識を示した。

竹本能文

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