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日・フィリピン首脳が会談、中国の埋め立てに「深刻な懸念」
2015年6月4日 / 12:05 / 2年前

日・フィリピン首脳が会談、中国の埋め立てに「深刻な懸念」

 6月4日、安倍晋三首相とフィリピンのアキノ大統領は会談し、南シナ海における中国の埋め立て対し、深刻な懸念を共有した。また、日本から防衛装備品を供与するために必要な協定の締結に向け、交渉を開始することで一致した。写真は、安倍首相(左)とフィリピンのアキノ大統領、4日撮影(2015年 ロイター/Shizuo Kambayashi)

[東京 4日 ロイター] - 安倍晋三首相とフィリピンのアキノ大統領は4日に会談し、南シナ海における中国の埋め立て対し、深刻な懸念を共有した。また、日本から防衛装備品を供与するために必要な協定の締結に向け、交渉を開始することで一致した。

両首脳が会談するのは6回目。日本はアキノ大統領を国賓として招き、中国と南シナ海で領有権を争うフィリピンを重視する姿勢をアピールした。

会談の中で安倍首相は、南シナ海情勢について「大規模な埋め立てや拠点建設などの一方的な現状変更について、深刻な懸念を共有したい」と表明。「各国と連携し、法の支配の実現に向け、ともに努力をしたい」と述べた。

一方、アキノ大統領は「日本がASEAN(東南アジア諸国連合)に働きかけたり、G7(主要7カ国)に支持を呼びかけるなど、声を届けていることに感謝したい。フィリピンは外交努力による解決を重要視したい」などと話した。

日本は、南シナ海で中国と緊張関係が続くフィリピンの海洋安全保障の能力向上を支援していく方針で、この日の会談では防衛装備品の供与についても協議した。第三国への流出を防ぐ取り決めなど、日本からの輸出に必要な協定の締結に向けた交渉を始めることで合意した。

このほか、日本は3000億円規模のフィリピンの鉄道事業に対し、資金と技術の両面で支援していくことを表明。また、橋の耐震強化と道路整備に340億円を拠出することも決定した。

久保信博

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