展望リポートは決して楽観的な見通しではない=日銀総裁
[東京 4日 ロイター] 日銀の白川方明総裁は4日の衆院予算委員会で、10月30日に発表した「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)の見通しが民間調査機関の予測に比べて強過ぎるのではないかとの指摘に対し「展望リポートは決して楽観的な見通しではない」と述べ、理解を求めた。
その理由について「バランスシート調整の影響は非常に大きいと考えており、世界経済全体も方向としては回復に向かっているが、非常に緩やかだ。同じことが日本経済についても言える」と説明した。 みんなの党の渡辺喜美委員の質問に答えた。
こうした見通しから、白川総裁は「日銀が最大限の努力をやっていくという姿勢にはまったく変わりはない」と強調。「早く経済が順調な軌道に回復することを願っているが、これだけ大きなショックが世界中に加わった中で、日銀としては引き続き万全の努力を期したい」と語った。
(ロイターニュース 志田義寧記者)
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.













