出口戦略の検討必要、実行は経済情勢見極めながら=杉本財務次官
[東京 15日 ロイター] 財務省の杉本和行次官は15日午後の定例会見で、イタリア南部のレッチェで12─13日に開かれた主要8カ国(G8)財務相会合において議論が行われた「例外的な政策」の出口戦略に関し、今から検討が必要との認識を示した上で、実行は経済情勢を見極めながら対応していく必要があると語った。
G8財務相会合では「例外的な政策」について「景気回復が確実となった際には、元に戻すための適切な戦略を用意する」(声明)必要性を議論した。
杉本財務次官は出口戦略について「持続可能な回復に向け、今のうちから検討していくことが必要」とし、その実行にあたっては「経済情勢を十分に見極めながら対応していく必要がある」と語った。
G8財務相会合全体に対しては「来月のG8首脳会合(サミット)に向け、各国の共通理解を確認することができた」と評価した。
2010年度予算の概算要求基準(シーリング)は「現在策定中の基本方針2009(骨太の方針)を踏まえつつ今後、検討する」とし、スケジュールについて「骨太の方針を決定した後、日程を含めて検討することになる。現時点で策定時期などのスケジュールは未定」と述べるにとどめた。
(ロイターニュース 伊藤純夫)
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