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第4四半期の米経常赤字3.1%減、1年半ぶりの低水準
2017年3月22日 / 01:16 / 6ヶ月前

第4四半期の米経常赤字3.1%減、1年半ぶりの低水準

 3月21日、米商務省が発表した昨年第4・四半期の経常収支の赤字額(季節調整済み)は、前期比3.1%減の1123億8200万ドルで、2015年の第2・四半期以来の1年半ぶりの低い水準となった。写真の米ドル紙幣は2015年10月、南米リペルー・リマで撮影(2017年 ロイター/Guadalupe Pardo)

[ワシントン 21日 ロイター] - 米商務省が21日発表した昨年第4・四半期の経常収支の赤字額(季節調整済み)は、前期比3.1%減の1123億8200万ドルで、2015年の第2・四半期以来の1年半ぶりの低い水準となった。市場予想は1282億ドルだった。大豆を中心に輸出が減少したものの、海外投資から発生する配当や従業員報酬などを示す第1次所得が増えて、全体の赤字額の圧縮につながった。

経常収支は外国とのモノとサービス、投資の流れを示す。

昨年第3・四半期の赤字額は当初発表の1129億5800万ドルから1160億0700万ドルに改定された。

第4・四半期の経常赤字の実質国内総生産(GDP)に占める比率は2.4%と、第3・四半期の2.5%から低下した。

16年通年の経常赤字は前年比3・9%増の4812億600万ドルだった。GDPに占める比率は前年比横ばいの2.6%だった。

第4・四半期の経常収支の内訳は、モノの輸出が34億2100万ドル減の3717億2500万ドルだった。大豆を中心に食品の輸出が84億1200万ドル減り、全体水準を押し下げた。ドルが第4・四半期に米国の主要な貿易相手国の通貨に対して5%以上値上がりしたことも輸出の重しとなった。

第1次所得は44億3600万ドル増の2079億1400万ドルだった。第1次所得の受け取りから支払いを差し引いた収支の黒字幅は前期と比べて198億7200万ドル増えた。

政府補助金や年金、罰金・違約金、海外就業者からの送金を示す第2次所得収支の赤字額は415億1900万ドルと、前期の413億6100万ドルから増えた。

経常赤字は05年第4・四半期に過去最高に達し、GDPの6.3%を占めた。それ以降、国内の石油生産の増加や世界的な石油価格の下落を背景に経常赤字は減少傾向にある。

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