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苦み成分ない「キヌア」の栽培可能に、遺伝子特定で=研究
2017年2月9日 / 08:22 / 8ヶ月前

苦み成分ない「キヌア」の栽培可能に、遺伝子特定で=研究

2月8日、古代インカで「母なる穀物」と呼ばれ、聖なる食品として扱われていたキヌアについて、科学者らが苦みの原因となっているサポニンの生成を誘導する遺伝子を特定したとの研究結果が科学誌ネイチャーに掲載された。写真は2014年4月撮影(2017年 ロイター/David Mercado)

[ワシントン 8日 ロイター] - 古代インカで「母なる穀物」と呼ばれ、聖なる食品として扱われていたキヌアについて、科学者らがゲノム地図を作製し、苦みの原因となっているサポニンの生成を誘導する遺伝子を特定したとの研究結果が科学誌ネイチャーに掲載された。

この遺伝子特定により、サポニンのない、より甘いキヌアを栽培し、商業用途の拡大につなげる可能性が期待できるという。

キヌアは、塩分の多い、あるいは品質の低い土壌、高地、低温など他の穀物には厳しい環境でも栽培が可能だが、種子に毒性と苦みのあるサポニンが含まれていることから大規模生産に至っていない。

研究を率いたサウジアラビアのアブドラ王立科学技術大学の植物学者、マーク・テスター氏は「キヌアは通常の穀物には珍しく、きわめてバランスの良いアミノ酸を含むたんぱく質が多く、栄養価が高い。また、グルテンは含まれず、ビタミンとミネラルが多い」と指摘。キヌアの増産はとどまることを知らない人口増加のなか、食糧の安定に貢献する可能性があると述べた。

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