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トリプルA格付け4カ国の住宅市場に調整リスク=ムーディーズ
2017年4月11日 / 06:31 / 6ヶ月前

トリプルA格付け4カ国の住宅市場に調整リスク=ムーディーズ

[シドニー 11日 ロイター] - 格付け機関ムーディーズ・インベスターズ・サービスは11日、最高格付け4カ国のうち、オーストラリアが住宅市場低迷の影響を最も受けやすいとの見方を示した。オーストラリアで増大している家計債務がリスク要因という。

ムーディーズはリポートで、格付け「AAA」のオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、スウェーデンについて言及。4カ国はいずれも過去3年間で住宅価格と家計債務が上昇している。

ムーディーズによれば、4カ国は住宅市場が調整入りする可能性にさらされているという。ただ「他のネガティブな影響が長期にわたって生じない限り」、住宅価格の反転が国債の格付けに与える影響は限られるだろうと述べた。

また「オーストラリアでは、可処分所得や家計の流動資産の増加と共に家計債務も膨らんでおり、経済や住宅市場が調整入りすれば、家計のデレバレッジ(負債の解消)が強制的に発生するリスクに直面している」と指摘した。

一方「カナダやニュージーランドでは対照的に豊富な流動性金融資産があり、経済的な打撃に対する金銭的な蓄えを備えているため、急激な消費削減のリスク抑制につながっている」と述べた。

ムーディーズによると、過去3年間で、ニュージーランドとスウェーデンの住宅価格が実質ベースで30%上昇。カナダやオーストラリアでは約20%上昇した。

4カ国のうち、家計レバレッジの増加ペースが最も速いのはオーストラリアで10%超。ただ世界的な金融危機が起こる前のアイルランドの増加ペースである約50%やスペインの40%に比べれば伸び率はまだ低いという。

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